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株式会社焦点工房は、自社ブランド「SHOTEN」より、初の交換レンズ「SHOTEN TRIBUTE 01 – LTM50mm f/1.1」を発売した。希望小売価格は税込142,000円。

「TRIBUTE 01」は、SHOTENが新たに展開する「TRIBUTE(トリビュート)」シリーズの第1号レンズである。モチーフとなったのは、1950年代に登場し、国産超大口径レンズを語るうえで欠かせない存在のひとつとされる「Zunow 50mm F1.1」だ。

同製品は、Zunow 50mm F1.1の個性的な描写表現への敬意を込め、レンズクリエイター「鋳鏡師DJ」と共同開発された。往年のレンズをそのまま再現するのではなく、その描写思想や存在感を受け継ぎながら、現代の撮影で楽しめる一本として再構築しているという。

クラシカルな外観、存在感のある後玉、そして開放F1.1で見せる幻想的な描写を特徴とする。写真をきれいに写すだけではなく、「このレンズでどのような一枚を撮るか」を考える時間まで楽しめる、SHOTEN初の交換レンズだ。

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Zunow 50mm F1.1への敬意から生まれたTRIBUTEシリーズ第1号

「TRIBUTE」の名が示すように、同シリーズの出発点にあるのは、過去の名レンズに対する敬意である。第1号レンズのモチーフには、1950年代の国産超大口径レンズとして知られる「Zunow 50mm F1.1」を選んだ。

TRIBUTE 01では、同レンズが持つ独特の描写表現から着想を得ながら、現代の一本として再構築している。現代レンズのように収差を徹底的に抑え込むのではなく、柔らかな光のにじみや空気感を写真表現として楽しめるよう設計した点が特徴だ。

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作例

開放F1.1では柔らかく幻想的に、絞れば描写に芯が生まれる

TRIBUTE 01の大きな魅力は、絞りによって変化する描写にある。開放F1.1では、柔らかなグローと滲むような空気感、浅い被写界深度による幻想的な表現を楽しめる。

夕暮れの街で光をまとった人物を写したり、夜の灯りを背景に浮かび上がる表情を狙ったり、日常のスナップを少し夢の中のような一枚に仕上げたりと、F1.1ならではの表現を生かした撮影が可能だ。

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作例

一方、絞ることで描写には徐々に芯が生まれる。ひとつのレンズでありながら、絞り、光、被写体との距離によって写真の印象が変化する。撮影前から完成された描写を求めるのではなく、自分で表現を探していくこと自体を楽しめるレンズだとしている。

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「ピンポン玉」と呼ばれた後玉を思わせる佇まい

TRIBUTE 01は、写りだけでなく外観にも往年の大口径レンズへの敬意を込めている。

真鍮とアルミを組み合わせた鏡筒には、クラシカルな外観と操作感を意識したデザインを採用。絞りリングにはクリック機構を備える。さらにレンズ後部には、初期型Zunow 50mm F1.1の通称「ピンポン玉」とも呼ばれる、大きく張り出した後玉を思わせる形状を取り入れた。

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※画像は装着イメージ。カメラは商品に含まれない

レンズ本体と専用レンズフードには、新シリーズを象徴する「TRIBUTE」のロゴを配置。付属品にもクラシカルな意匠を採用し、外箱には赤色を基調とした専用デザインを用意している。レンズ本体から付属品、パッケージにいたるまで、「TRIBUTE 01」という一本の世界観を追求した。

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ライカMとL39、2つのマウントで楽しめる

TRIBUTE 01には、L39-M変換リングが付属する。変換リングを装着した状態ではライカMマウントに対応し、リングを取り外せばライカスクリューマウント(L39)レンズとして使用できる。

ライカM型をはじめ、L39マウントのレンジファインダーカメラでも使用可能だ。50mmという扱いやすい焦点距離により、ポートレートから日常のスナップ、夜景まで幅広い撮影に対応する。

最短撮影距離0.5m。近接撮影で柔らかく大きなボケを引き出す

一般的なライカM型用レンズでは最短撮影距離を0.7mとするものが多いなか、同レンズは0.5mまでの近接撮影に対応する。被写体に近づくことで、F1.1の大口径ならではの大きく柔らかなボケを生かした表現を楽しめる。

※撮影距離0.5~0.7m未満の範囲では距離計連動しない。この範囲で撮影する際は、ライブビューでピントを確認する必要がある。

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距離計連動位置をユーザー自身で微調整可能

同レンズには、距離計連動位置をユーザー自身で微調整できるアジャスト機構を採用している。

カメラボディとの組み合わせや個体差などによって、距離計が示す合焦位置と実際のピント位置にわずかなズレが生じた場合、レンズ後部の調整リングを操作することで、前ピン・後ピンなどを微調整できる。使用するカメラや、よく撮影する距離に合わせた調整が可能だ。

主な仕様

対応マウント ライカM / L39
対応撮像画面サイズ 35mmフルサイズ
焦点距離 50mm
フォーカス MF(マニュアルフォーカス)※距離計連動型
距離計連動範囲 ∞~0.7m(カメラにより異なる)
絞り F1.1-F16
絞り羽根 13枚
最短撮影距離 0.5m
フィルター径 52mm
サイズ 約Φ62×44.5mm(マウント部・突起部除く)
質量 約308g
付属品 前後キャップ、レンズフード、レンズケース、L39-M変換リング
メーカー保証 2年間(自然故障が対象)
注意事項 同レンズは距離計連動型だが、レンズ固有の光学特性や撮影条件などにより、距離計が示す合焦位置と撮像面上での最良合焦位置には差が生じる場合がある。すべての条件において完全な一致を保証するものではない。