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アドビは、OpenAI主催の年次開発者イベント「DevDay 2026」にて、ChatGPT向けAdobeプラグインの新しいインタラクティブ編集機能を提供開始したと発表した。同アップデートは、ChatGPTのWeb版およびアプリ版で、全世界に向けて順次展開される。

今回のアップデートにより、ChatGPT内で画像、デザイン、PDFなどの編集作業を対話形式で進めながら、必要に応じて細部を直接調整できるようになる。

画像編集では、インタラクティブエディタ内で画像の一部を選択し、ChatGPTにAdobeプラグインを使った変更を指示できる。さらに、精密な編集向けに用意された新しいコントロールを使って、結果を微調整することも可能だ。インタラクティブエディタと会話を行き来しても、編集内容は文脈として保持される。また、PDFを開いてテキストを修正したり、文章をハイライトしたりしたうえで、そのドキュメントの文脈をChatGPTに戻し、タスクを継続することもできる。

これらの機能は、ChatGPTのサイドパネル上で動作する。新しい画像エディタは、実行している編集内容に応じてコントロールを動的に表示する。例えば、オブジェクトの色を変更したいとChatGPTに伝えると、選択範囲に応じたカラーコントロールが表示される。さらに、PDF用の新しいエディタではドキュメントを直接編集できるため、望む結果を言葉で説明する段階から、自分で仕上げる段階へとスムーズに移行できる。

OpenAIのChatGPTエコシステム担当プロダクトリード、Vibhor Chhabra氏は次のようにコメントしている。

Chhabra氏:私たちはChatGPTによって、人々がアイデアから実際に使用・共有できる作品へと進む過程で、細部までコントロールできるようにしたいと考えています。Adobeのプラグインはその体験にクリエイティブな専門知識と正確さをもたらし、望む内容を言葉で説明することと、画像、デザイン、PDFを自分自身で編集することの間を、すべてChatGPT内で自然に行き来できるようにしてくれます。

プロンプト入力と実践的な編集を自由に行き来可能

PhotoshopとAdobe Expressをベースにした画像・デザイン用の新しいインタラクティブエディタは、対話型編集の手軽さと、細部に対する実践的なコントロールを組み合わせている。オブジェクトを選択したり、領域をブラシでなぞったりすることで、画像の特定部分をピンポイントで調整できる。そこから、動的なスライダーやコントロールを使い、色相、彩度、コントラスト、エフェクトなどを微調整できる。

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ChatGPT向けAdobeプラグインの対話型編集コントロールの画像

画像・デザイン用の新しいインタラクティブエディタにより、ユーザーはChatGPT内で会話と実践的な編集を行き来できる。

今回のアップデートにより、プロンプト入力か実践的な編集かの二者択一を迫られることはなくなる。ChatGPTでのリクエストがAdobeプラグインを通じて編集体験を形作り、インタラクティブエディタで行った調整は文脈として会話へフィードバックされる。

チャットとエディタは常に同期しているため、作業内容を再度説明したり、コンテンツを再アップロードしたりすることなく、希望を言葉で伝える作業と、自分でコンテンツを直接編集する作業を行き来できる。

つまり、言葉で伝えるのが最も簡単な場合は会話を用い、より高い精度が必要な場合は実践的なコントロールで調整するという作業を、ChatGPT内の一連のワークフローとして完結できる。

ChatGPT内でPDFを直接編集

Adobeプラグイン内のAcrobatツールを使用して、ChatGPT内でPDFを直接操作することも可能だ。サイドパネルでドキュメントを開き、テキストを修正したり、文章をハイライトしたりできる。作業対象を確認しながら、別のワークスペースに移動することなく、その場でコンテンツの更新や注釈の追加が行える。

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ChatGPTでAdobeプラグインを使ってPDFを開き、Acrobatの対話型編集ツールを使ってドキュメント内のテキストを直接修正

さらに、PDF内で選択した内容を使って会話を進めることもできる。例えば、フリーランスの契約書を確認する場合、支払い条件に関する段落をハイライトし、ChatGPTにAdobeプラグインを使って請求に関する他のセクションもハイライトするよう指示できる。Acrobatのハイライトツールがドキュメント内の該当箇所に印を付けるため、関連する条項をまとめて確認し、矛盾がないかをチェックできる。

これらの新しい体験により、ChatGPT内でアドビのツールを使用する際の柔軟性が向上する。ユーザーはタスクの実行方法に悩む時間を減らし、コンテンツを目的のクオリティに仕上げる作業により多くの時間を使えるようになる。

AIチャットボット上で広がるAdobe体験

アドビは、AIチャットボットプラットフォーム上で利用できるAdobe体験を進化させている。ChatGPT、Claude、Slackにおいて、最近クリエイティブツールと生産性ツールを単一のプラグイン体験に統合した。これにより、日常的に利用しているAIチャットボットプラットフォーム上で、1つのAdobeプラグインを呼び出すだけで、クリエイティブおよびドキュメントのワークフローをシームレスに行き来できるようになった。

アドビのツールは、業界全体のクリエイティブプロフェッショナルから信頼を得ている。AIチャットボットプラットフォームが進化する中、ユーザーにとって最適な形で直感的な正確性とコントロール性を提供できるよう、同社は改良を重ねている。今回の発表はその最新の取り組みであり、ChatGPT内で会話と実践的な編集を統合することで、必要な時に必要な場所で、より高度なコントロールを可能にするものだ。