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クラウド型機能拡張プラットフォームのイメージ

キヤノンは、生成AIとイメージング技術を活用した「クラウド型機能拡張プラットフォーム」を構築し、プリンティング製品に新たな機能を追加する機能拡張ツールの提供を開始し、順次拡充する。本取り組みの第1弾として、家庭用インクジェットプリンター「PIXUS(ピクサス)」シリーズ向けに、すでに利用中の対象製品にも対応する新たな機能拡張ツールの無償提供を開始した。

近年、プリントニーズの多様化に伴い、印刷だけでなく、編集やレイアウト作成などさまざまな機能が求められるようになっている。しかし、ユーザーは利用したい機能ごとに専用アプリを個別にインストールする必要があり、目的の印刷物を完成させるまでに手間がかかるという課題があった。

キヤノンは今回、家庭向けプリンターからオフィス向け複合機まで、幅広いプリンティング製品を対象とした「クラウド型機能拡張プラットフォーム」を構築した。同プラットフォームでは、生成AIとイメージング技術を活用し、ドキュメントや画像の内容を解析する。

その上で、必要な情報を抽出し、目的に応じて整理・再構成することで、プリント・スキャンフローで活用できるデータへ変換する。これらの機能は、PCおよびスマートフォン向けアプリを通じて機能拡張ツールとして提供され、ユーザーは必要な機能を選択して利用できる。

PC・スマートフォン向けアプリで機能を拡張できる新しいプリント・スキャン環境

PC向けには、Microsoftの新しい印刷プラットフォームに対応したアプリ「Canon Print Assistant Ver.2.0」を、スマートフォン向けにはモバイルアプリ「Canon PRINT Ver.4.0」をリリースする。

今後、新たなプリント・スキャン機能は、機能拡張ツールを通じて両アプリ上で提供される。ユーザーは目的に合わせて必要な機能を選択・追加できるため、機能ごとに専用アプリをインストールすることなく、通常の印刷ワークフローの中で利用できる。

生成AIとキヤノンのイメージング技術を活用した新しいプリント・スキャン機能

新たな機能拡張ツールの第1弾として、「PIXUS」シリーズ向けに「Webレイアウト印刷」を提供する。印刷する機会の多いレシピサイトやニュースサイトなどで、生成AIがWebサイト内の情報を解析し、広告や不要な余白などを除外した上で、内容を再レイアウトして印刷できる。

今後は、スキャンしたデータを生成AIが解析し、ファイル名を自動生成する「自動ファイル名生成※」をはじめ、仕事や学習、趣味、暮らしなど、さまざまな用途に応じた機能を継続的に提供する。ユーザーが使用中のプリンティング製品に新たな機能を追加することで、プリント・スキャン体験の向上を目指すとしている。

※PC版は2026年11月下旬、モバイル版は2027年提供予定。