株式会社焦点工房は、自社ブランド「SHOTEN」より、ソニーEマウントレンズをニコンZマウントカメラで使用するための電子マウントアダプター「ETZ」を2026年10月2日に発売した。メーカー希望小売価格は税込37,000円。
「SHOTEN ETZ」は約3mmの薄型ボディに電子接点を搭載し、AE/AF、顔検出/瞳AF、動画撮影時のAF、レンズ内およびボディ内手ブレ補正などに対応する。また、ブラックPVD処理を施した真鍮製ボディを採用している。
ソニーEマウントレンズをニコンZで。AF・瞳AF・手ブレ補正に対応
ETZは、ソニーEマウントレンズをニコンZマウントカメラへ装着するためのオートフォーカス対応電子マウントアダプターだ。レンズの電子制御に対応し、AE/AF撮影が可能。AF-S、AF-C、MFに加え、顔検出/瞳AFや動画撮影時のAFにも対応している。
レンズ内手ブレ補正機構とカメラボディ内の手ブレ補正機構にも対応するほか、レンズのFnボタンには任意の機能を割り当てることができる。MF撮影時には、ニコンカメラ本体のピント表示機能「フォーカスエイド」にも対応する。
なお、カメラやレンズとの組み合わせによっては、一部機能が正常に動作しない場合がある。
約3mmの薄型設計。ブラックPVD処理の真鍮製ボディ
ETZの厚さは約3mm。レンズとボディの間に収まる薄型設計により、ニコンZシリーズのシルエットをできるだけ崩さず、レンズとカメラを組み合わせられるよう設計されている。
ETZタイプの電子マウントアダプターとして世界で初めて、ブラックPVD処理を施した真鍮製ボディを採用したという。PVDは、高真空環境下で金属表面に薄い皮膜を形成する表面処理技術で、耐摩耗性を高めながら、落ち着いたブラックの外観に仕上げている。
※「世界初」は2026年9月現在、焦点工房調べ。ソニーEマウントレンズをニコンZマウントカメラに装着する電子マウントアダプターにおいて。
操作しやすいプッシュ式のロック解除ボタンも採用しており、レンズの着脱をスムーズに行える。
マニュアルレンズのEXIF記録やファームウェア更新にも対応
ETZは、電子接点を持つEマウントレンズだけでなく、電子接点のないマニュアルレンズにも対応する。あらかじめ登録したレンズ名、焦点距離、開放F値の情報をEXIFへ記録でき、最大10種類のレンズ情報を登録可能だ。
撮影データに使用したレンズ情報を残せるため、後からの機材確認や写真データの整理にも活用できる。登録するレンズ情報はPCから編集可能。なお、電子接点のないマニュアルレンズ使用時、カメラ側のF値設定およびEXIF記録はF1~F5.6の範囲となる。
また、付属のマグネット式USBケーブルを使用してPCと接続することで、ファームウェアアップデートが可能。Windows、Macの両方に対応しており、購入後もファームウェアを更新できる。
SHOTEN ETZの発売を記念した焦点工房限定の特別セット
焦点工房は、SHOTEN ETZの発売を記念し、中国の光学ブランドが開発した初のフルサイズAFズームレンズ「Thypoch Voyager AF 24-50mm f/2.8 ソニーEマウント」とSHOTEN ETZを組み合わせた特別セットを、通常価格より約10,000円安い特別価格で販売する。
同セットは、焦点工房オンラインストアおよび焦点工房が出店する各ECサイトで販売している。
主な仕様
| 対応レンズマウント | ソニーEマウント |
| 対応カメラマウント | ニコンZマウント |
| サイズ | 約Φ68×3mm |
| 質量 | 約42g |
| 付属品 | 前後キャップ、マグネット式USBケーブル(Type-A) |