日本映画撮影監督協会(JSC)は、国際的に活躍できる映画撮影人材の育成プログラム「Cinematic Quantum(CQ)」の連続講座「CQ : Academy Class 2026」について、第5回「照明基礎・応用」と第6回「照明機材実習」の受講者募集を開始した。
2025年に始動した「Cinematic Quantum(CQ)」は、映画撮影分野で国際的に活躍できる人材の育成を目的に、海外のトップクリエイターによるマスタークラスや、国際的な実践機会の創出などに取り組むプログラムである。
文化庁の補助金により独立行政法人日本芸術文化振興会に設置されたクリエイター支援基金のもと、日本映画撮影監督協会(JSC)が受託して実施している。
2026年9月には、新たな取り組みとして全8回の連続講座「CQ : Academy Class 2026」を開講。映画撮影の基礎を体系的に学び、将来的に国内外の撮影現場で活躍できる撮影人材の育成を目指す。
開催概要
第5回 照明基礎・応用
三点照明や照明機材の基礎、自然光の活用、モチベーションライティングなどを通じて、照明設計の考え方を学ぶ。
- 主な内容:三点照明の原理と応用、キーライト・フィルライト・バックライトの役割と調整など
- 日時:2026年10月16日(金)10:00~17:30(予定)
- 会場:ソニーグループ本社 Digital Media Production Center Japan(DMPC Japan)
※詳細は参加決定者へ案内する。
第6回 照明機材実習
照明会社で、照明機材やアクセサリーの取り扱い、安全管理、現場での運用方法などを実践的に学ぶ。
- 主な内容:照明機材の取り扱いの基礎、機材の変遷や最新機材、コードやスタンドなどの扱い方
- 日時:2026年10月17日(土)10:00~17:30(予定)
- 会場:株式会社日本シネ・サービス
※詳細は参加決定者へ案内する。
※10月16日、10月17日のいずれか1日のみの参加も可能。
※講義内容は変更になる場合がある。
講師(予定)
河津太郎氏(JSC)、宗賢次郎氏(JSL)、マスタークラス受講経験者、メーカーおよびレンタルハウスの技術者
今後の年間プログラム
第7回 撮影ワークフロー・DIT
撮影監督の判断、現場運営、スタッフとの連携、DIT、カラーマネジメント、ポストプロダクションとの連携について学ぶ。
- 日時:2026年10月31日(土)
- 会場:株式会社IMAGICA GROUP
第8回 特殊撮影・総合実習
VFXやLEDウォールなどの映像制作技術を学ぶとともに、短編作品制作を通じて総合的な実践を行う。
- 日時:2026年11月5日(木)
- 会場:ソニーグループ本社 Digital Media Production Center Japan(DMPC Japan)
※講義内容・日程は変更となる場合がある。
※第7回以降は10月中旬に募集予定。
応募資格
以下の条件をすべて満たす方。
- (1)撮影助手、カメラアシスタントなどの若手技術者
- (2)映画・映像分野を学ぶ学生
- (3)将来的に撮影監督を目指す方
- (4)国際的な撮影現場や共同制作に関心を有する方
- (5)日本国籍または日本の永住資格を有する方、もしくは日本国内を拠点に活動している方
※該当しない方はJSC事務局まで相談のこと。
募集要項
- 募集人数:20名程度
- 参加費:無料 ※会場までの交通費、宿泊費、食事代などは参加者負担
- 募集期間:第5回および第6回:2026年9月28日(月)~10月7日(水)
- 応募方法:応募フォームより必要事項を入力
※応募フォームに掲載されている「プライバシーポリシー」および「同意書」を確認し、同意のうえ申し込むこと。
※参加者への決定連絡は10月9日(金)以降を予定。
選考方法
応募多数の場合は選考を行う。提出された応募書類をもとに、現在の活動状況、志望動機、将来の目標、本プログラムへの参加目的などを総合的に審査し、有識者による選考を行う。
求める人物像
- 映画撮影を基礎から体系的に学びたい方
- 撮影部各職種への理解を深めたい方
- 撮影監督やスタッフとのコミュニケーション能力を高めたい方
- 映像表現に必要な技術と知識を実践的に習得したい方
- 将来、国際共同制作や海外作品への参加を目指す方
- 仲間と積極的に学び合い、成長する意欲のある方
同プログラムは、技術習得だけを目的とするものではない。撮影部全体への理解を深めるとともに、チームワーク、判断力、責任感、問題解決能力を身につけ、国際的に活躍できる撮影人材の育成を目指すとしている。
問い合わせ
協同組合 日本映画撮影監督協会(JSC)
Mail:info@jsc.or.jp
URL:https://www.thejsc.net