SWITは、自然光の下でのロケ現場や、HDMIおよびSDI機器、さまざまなカメラの電源構成に対応する、映像プロフェッショナル向けの7インチタッチスクリーン・シネモニター「K7」を発表した。

K7は、光学接着された1920×1080フルHDディスプレイ(持続輝度2,800ニット)、最大4K60p対応のHDMI 2.0入力、内蔵SDI/HDMI変換機能、およびさまざまなカメラリグに対応した3つの電源オプションを兼ね備えている。デュアルNP-Fスロットはホットスワップに対応しており、2ピンLEMOおよびUSB-C PDも代替電源入力として利用可能だ。

4K60 HDMIカメラを3G-SDIワークフローに統合

K7は、HDMI 2.0および3G/HD-SDI入力とループ出力を備え、これら2つのフォーマット間の変換機能を内蔵している。

HDMIインターフェースは、最大4096×2160p60の信号に対応している。入力されたHDMI信号は内部でHDとして処理され、3G-SDI経由で最大2048×1080p60のSDI出力が可能だ。これには、一般的な1080p、1080i、1080psf、720pなどの制作フォーマットも含まれる。

これにより、HDMI端子を備えたミラーレスカメラやシネマカメラから、K7を経由して下流のSDI機器へ信号を送信することが可能となり、撮影セットに別途HDMI-SDIコンバーターを設置する必要がなくなる。

映像を途切れさせることなくバッテリーを交換

2つの内蔵NP-Fバッテリースロットはホットスワップに対応しており、一方のバッテリーを交換しても、もう一方のバッテリーでモニターを稼働させ続けられる。バッテリー残量表示機能により、オペレーターは撮影中のバッテリー交換計画を立てやすくなるという。

NP-F、LEMO、USB-C PDに対応

2つのNP-Fバッテリースロットに加え、K7は2ピンLEMO入力(7~34V DC)およびUSB-C PD(9~20V)による外部電源にも対応している。

これら3つの電源オプションにより、1台のモニターで、カメラに直接装着してのスタンドアロン使用、集中給電式のシネマリグ、USB-C PD電源を利用した軽量セットアップなど、さまざまな用途に対応できる。

コーナー保護機能を備えたオールメタル構造

K7は、繰り返しのリギング、輸送、ロケ作業に耐えるよう、保護用ゴム製コーナーガードを備えたオールメタル筐体を採用している。タッチスクリーンに加え、物理的なスクロール/エンターボタン、2つのファンクションキー、タッチロックが搭載されている。

モニタリングツールとフレーミング支援機能

K7は、ユーザーLUTのサポートに加え、SDIおよびHDMI経由でのLUT出力、ピーキング、ゼブラ、フォールスカラー、波形、ベクトルスコープ、ヒストグラム機能も備えている。フレームをSDカードに保存し、ライブ映像上に透明度を調整して重ね合わせることで、テイク間のフレーミングや被写体の配置を再現するのに役立つ。カスタムアナモフィック・デスクイーズ機能や、回転・反転可能なインターフェースにより、特殊なレンズや縦位置撮影構成にも対応している。

発売状況

SWIT K7は現在発売中で、LUT、ファームウェア、および撮影画像用の4GB SDカードが付属している。また、VマウントからNP-Fへの変換用、8.4V安定化プレート「KA-F20S」も別売で用意されている。

※本記事はメーカーの海外発表資料を基に編集部が構成したものであり、国内代理店による発表・情報提供に基づくものではない。国内展開については別途確認が必要となる。