261014_DavinciResolve_topUnQY5SJT

ブラックマジックデザインは、2026年10月27日(火)と28日(水)に、映像編集ソフト「DaVinci Resolve 21」のトレーニング講座を開催する。27日は編集とカラーの基礎を4時間で学ぶオンライン講座、28日は現役カラリストからカラーグレーディングの理論と実践的な技術、AIとの連携までを学ぶ1日講座を実施する。

DaVinci Resolve 21 ベーシックトレーニング|10月27日(火)

編集とカラーの基礎を4時間で学ぶオンライントレーニング

DaVinci Resolve 21 ベーシックトレーニング

10月27日(火)は、DaVinci Resolve 21の基本操作を学ぶオンライントレーニングを実施する。14:00〜18:00の4時間で、エディットページとカラーページの基本操作から、音声編集、書き出しまでを幅広く学べる内容となっている。

受講者は自宅などからオンラインで参加し、講師の操作を見ながら実際にDaVinci Resolveを操作するハンズオン形式で学べる。解説を中心に視聴することも可能で、自身の学習スタイルに合わせて受講できる。講座のアーカイブ録画も提供されるため、当日の参加が難しい場合や、講座内容を復習したい場合にも活用できる。

講座は、ブラックマジックデザインが公開している公式教材「DaVinci Resolve 20 ビギナーズガイド」をもとに進行する。

ハンズオン形式で参加する場合は、あらかじめ使用素材(公式レッスンファイル)をダウンロードしておくことを推奨する。リンク先からは教材に対応する素材のダウンロードが開始される。

講座内容

  1. 編集の基礎:
    プロジェクトの読み込み/素材の再リンク/ビンとスマートビンの使い方/新規タイムラインの作成/インタビュー映像の配置/サブクリップの作成/タイムライン上のクリップ整理/素材の挿入と追加/インタビュー編集のペース調整/音楽の追加
  2. さらに細かい編集操作:
    タイムラインの複製と管理/トリム操作/クリップの置き換え/ビジュアルエフェクト/レンダーキャッシュの使用/ロゴやテロップの追加
  3. 音声編集:
    音声ミキシング/クリップのノーマライズ/AIボイスアイソレーションによるノイズ除去/フェードとトランジションの追加/音楽の音量調整/ボイスオーバーの録音/音声の書き出し
  4. プライマリーカラーコレクション:
    カラーページの概要/プライマリーカラーコレクター/ビデオスコープの見方/リフト・ガンマ・ゲイン/ノードの基本/AIによる自動調整/カラーマネジメント/色のマッチング/カラーカーブ/パワーウィンドウとトラッカー
  5. プロジェクトのセットアップと環境設定:
    新規プロジェクトの作成/素材の確認/プロジェクト設定/素材の読み込み/音声と映像の同期/スマートビンによる素材管理/環境設定/キーボードショートカット
  6. 書き出し:
    縦型動画のタイムライン設定/デリバーページの使用/音声の自動最適化/レンダープリセット/書き出しジョブの実行/メディア管理/プロジェクトアーカイブ/プロジェクトライブラリの切り替えとバックアップ

開催概要

  • 日程:2026年10月27日(火)14:00〜18:00(休憩あり)
  • 開催形式:オンライン(申し込み後に参加URLを案内)
  • 参加費:税込11,000円
  • 持ち物:ハンズオン形式で参加する場合は、DaVinci Resolve 21をインストールしたパソコンを用意すること。
  • 申し込み:https://ticmm.hp.peraichi.com/から申し込む

プロフェッショナルから学ぶDaVinci Resolveのカラーグレーディングトレーニング|10月28日(水)

現役カラリストからカラーグレーディングの理論と実践を学ぶ1日講座

DaVinci Resolve カラーグレーディングトレーニング

10月28日(水)は、DaVinci Resolve 21のカラーページに焦点を当てたカラーグレーディングトレーニングを実施する。10:00〜18:00の1日講座で、基本操作から実践的なワークフロー、ルックの構築、AIとの連携までを幅広く取り上げる。

DaVinci Resolveのカラーページは、ハリウッド映画をはじめ、CMやドラマなど、高度なカラーグレーディングが求められる制作現場で広く活用されている。

今回の講座では、現役カラリストを講師に迎え、カラーページの機能や操作方法だけでなく、カラーグレーディングに必要な考え方や実務に即したワークフローも解説する。経験や感覚に頼りがちな色調整を理論的に整理し、映像全体の色調に一貫性を持たせながら、意図したルックを作り上げるための手法を学べる内容だ。

また、今回はAIとの連携も取り上げる。ChatGPTやClaudeなどのAIとDaVinci ResolveをMCP(Model Context Protocol)を通じて連携させる実演を行い、カラーグレーディングを含む制作工程でAIをどのように活用できるかを紹介する。作業工程を分解し、AIに任せられる作業とカラリスト自身が判断すべき作業を整理することで、今後の制作ワークフローにおけるAIの役割についても考える。

講師を務めるのは、DaVinci Resolve認定トレーナーであり、映画やドラマ、ライブ映像などのカラーグレーディングを手がける則兼智志氏だ。

講座は会場参加とオンライン参加を組み合わせたハイブリッド形式で開催される。受講者は解説や実演を視聴するほか、自身のパソコンで操作を確認しながら学ぶこともできる。参加者全員には講座のアーカイブ録画と、カラーグレーディングの理論をまとめた則兼氏のオリジナル資料が後日配布されるため、復習にも活用できる。

また、希望者は事前に映像素材を提出することで、その素材を使ったカラーグレーディングの実演を受けることも可能だ。実際の映像素材を題材に、プロカラリストがどのような手順で色を調整し、ルックを構築していくのかを学べる機会となる。

この講座で習得できること

  • 実務に即したカラーグレーディングのワークフローを理解する
  • 映像の品質を高めるためのカラーコレクションとグレーディングの考え方を学ぶ
  • DaVinci Resolveのカラーページを体系的に活用する方法を習得する
  • 実演を通じてプロカラリストのルック構築手法を学ぶ
  • グレーディングの目的に応じたノード構成の考え方を理解する
  • フェイストーンを自然に、美しく仕上げるための調整方法を習得する
  • AIをカラーグレーディングのワークフローに取り入れる方法と、人が担う判断の役割を理解する

講座内容

  1. プロのワークフローを学ぶ:他の編集ソフトからのプロジェクト移行(コンフォーム)と、実務に即した基本操作のポイントを解説する。
  2. カラーグレーディングの基礎を押さえる:Log映像のノーマライズ、暗い映像への対処方法、ノードを組む順番の基本、ノイズリダクションの考え方を学ぶ。
  3. カラーグレーディングの全体像を理解する:複雑に見えるグレーディング作業を整理し、目的とする映像表現に向けて作業を進めるための体系的な思考プロセスを解説する。
  4. 映像の一貫性を高める:理論に基づいたカラーマッチングの考え方と、プロの制作現場で行われている具体的なマッチング手順を実演する。
  5. 映像の「らしさ」を作り出す:カラリストがどのような考え方でトーンやルックを構築するのかを解説。フェイストーンのグレーディングについても、具体的な手法を紹介する。
  6. カラーパネルの使い方:「DaVinci Resolve Micro Color Panel」および「DaVinci Resolve Mini Panel」の基本操作と活用方法を学ぶ。
  7. AIを活用したカラーグレーディング:ChatGPTやClaudeなどのAIとDaVinci ResolveをMCPを通じて連携させる実演を行い、AIに任せる作業と人が判断する作業の役割分担について解説する。
  8. Q&A:参加者からの質問に回答する。

講師プロフィール

則兼智志氏
カラリスト(合同会社のりかね映像設計室)。2013年にIMAGICAへ入社し、約12年半にわたりカラーグレーディング業務に従事。NHK放送100年特集ドラマ「火星の女王」、Huluオリジナルドラマ「十角館の殺人」「時計館の殺人」、福山雅治のライブフィルム作品(松竹配給)、「ゲキ×シネ」シリーズ(ヴィレッヂ)、Netflix作品「リラックマと遊園地」などのカラーグレーディングを担当した。2023年からはバーチャルプロダクション撮影における現場でのカラーグレーディングにも従事。DaVinci Resolve認定トレーナーとして講習活動にも携わる。2026年に独立し、映画やドラマ、ライブ映像などのカラーグレーディングを手がけている。

開催概要

  • 日程:2026年10月28日(水)10:00〜18:00(休憩あり)
  • 開催形式:会場参加とZoomによるオンライン参加のハイブリッド形式(オンライン参加者には申し込み後に参加URLを案内)
  • 会場:ブラックマジックデザイン株式会社 東京オフィス3階(東京都目黒区駒場4-7-2)
  • 参加費:会場参加 税込33,000円/Zoomオンライン参加 税込22,000円
  • 持ち物:DaVinci Resolve 21をインストールしたパソコン。講座で使用するCM撮影素材やカラーチャート素材については、事前にダウンロード用リンクが案内される。講座中に実際の操作を行う場合は、あらかじめ素材をダウンロードしておくことを推奨する。
  • 参加特典:受講者全員に講座のアーカイブ録画と則兼氏のオリジナル資料を配布
  • 備考:会場参加者には昼食を用意。当日の参加が難しい場合も、後日配布される録画で講座内容を学ぶことができる。
  • 申し込み:https://z8qcm.hp.peraichi.com/から申し込む

※DaVinci Resolve Studio 21.1以降には、MCPを利用したAIアシスタント連携機能が搭載されている。講座での実習に必要なソフトウェア環境や機能の利用条件については、主催者に確認のこと。