GoProは、MISSION 1シリーズカメラの写真撮影機能を強化する無料アップデートを公開した。シャッターの反応速度が向上し、繊細な操作に対応することで、写真撮影の精度が向上した。また、シャッターボタンを押し続けると、高速での連続撮影が可能となった。

また、先日リリースされた「MISSION Monitor」アプリをアップデートし、4つの新しいプロ向け露出調整ツールとワイヤレスカメラ接続機能を追加した。さらに、映画・テレビ業界のプロフェッショナル向けに、MISSION 1 PRO ILSへのアナモフィックレンズ対応を追加した「GoPro Labs」ファームウェアの新バージョンもリリースした。

今年初頭の発売以来、MISSION 1シリーズは、WIRED誌の「ベスト・オーバーオール・アクションカメラ」、Tom’s Guide Awardsの「ベスト・アクションカメラ」、そしてPCMag、Tom’s Guide、Gizmodo、The Shortcut各誌の「エディターズ・チョイス」賞など、消費者向けテクノロジー、写真、アウトドア分野をリードする10の主要メディアから、計12の業界最高賞を受賞した。

MISSION 1シリーズの写真機能アップデート:高性能なシャッターレスポンス+連続撮影

MISSION 1シリーズのカメラは、写真撮影の仕組みを根本から再設計し、高速連写が可能なソリューションへと進化した。

  • 高速撮影:無料のファームウェアアップデートにより、すべてのMISSION 1シリーズカメラで、シャッターボタンを押した瞬間に撮影が行われる、遅延ゼロで超高速なシャッターボタン応答が実現。
  • 連続撮影:シャッターボタンを長押しすると、連続して写真を撮影可能に。12MPでは100枚以上、50MPでは20枚以上のRAW写真を撮影できる。
  • バッファインジケーター:カメラのバッファ容量が上限に近づくと、画面上に新しいインジケーターが表示される。
  • シャッター音の刷新:最新のシャッター音により、撮影時に各写真のシャッターが切れたことをはっきりと聞き分けられるようになった。

この新しい撮影体験により、「MISSION 1」、「MISSION 1 PRO」、および「MISSION 1 PRO ILS」は、「Point-and-Shoot Grip」に最適な組み合わせとなったという。軽量でゴムコーティングされた金属フレームを採用したこのグリップは、カメラを高性能なハンドヘルド式コンパクトカメラへと変身させ、ラン・アンド・ガン撮影や、移動中のストリートフォト、旅行写真に適している。2つのコールドシューマウントには「Light Mod 2」などのアクセサリーを取り付けることができ、ハイキング、コンサート、ロードトリップに最適な、手持ち撮影用の完全なセットアップが実現する。このグリップは、単体のアクセサリーとして、または「MISSION 1 PRO Grip Edition」の一部として入手可能だ。

GoProの写真部門クリエイティブディレクター、ジェンセン・グレンジャー氏は、次のようにコメントしている。

グレンジャー氏:写真家による、写真家のための。これが、MISSION 1シリーズの撮影体験をアップデートするにあたっての私たちの姿勢でした。

今回のアップデートは、GoProでの写真撮影にエキサイティングな新章を切り開きます。「Point-and-Shoot Grip」にMISSION 1シリーズのカメラを装着すれば、耐久性に優れ、さまざまなマウントに対応し、さらには8K動画の撮影も可能な、非常に高性能な旅行用カメラが完成します。初めてGoProを購入する方からベテランの写真家まで、誰もがバッグに入れておきたい一台となるでしょう。

MISSION Monitor:新しい露出調整ツールとワイヤレス接続機能

MISSION 1シリーズカメラ用の無料iPhoneおよびiPadライブプレビューアプリ「MISSION Monitor」がアップデートされ、露出と色調制御を強化する4つの新しいプロ向けモニタリングツールに加え、ワイヤレス接続機能および前述の撮影体験の向上に対応する機能が追加された。

  • ヒストグラム:フレーム内のさまざまな輝度レベルをリアルタイムでグラフ化し、一目でバランスの取れた画像を確認し、ハイライトを保護し、シャドウの潰れを防ぐことができる。
  • 波形表示:フレーム全体の輝度をマッピングし、単に「何かがおかしい」というだけでなく、ショットのどの部分がクリッピングや露出不足になっているかを正確に表示する。
  • RGBパレード:赤、緑、青の各チャンネルを並べて表示し、ニュートラルなトーンが本当にニュートラルであるかを確認できるほか、ポストプロダクションで問題になる前に色かぶりを検出できる。これは、肉眼では色かぶりがほとんど見えないGP-Log2での撮影時に特に役立つ。
  • 偽色表示:ライブ映像を標準化されたカラーマップに置き換え、フレーム内のどの部分がクリッピングしているか、どの部分が露出不足か、そして肌のトーンが適切に再現されているかを瞬時に確認できる。
  • ワイヤレス接続:カメラとワイヤレスで接続し、ケーブル不要のライブプレビューや画像モニタリングが可能。
  • 新しい写真撮影体験:新しい「Rapid Photo」および「連続シャッター」撮影機能のアップデートに対応。

GoPro Labs:MISSION 1 PRO ILS向けアナモフィックレンズ対応

GoProカメラの標準機能や操作性を超えた機能を実現するパブリックベータファームウェアプログラム「GoPro Labs」は、最新のGoPro Labsファームウェアアップデートにより、MISSION 1 PRO ILSへのアナモフィックレンズ対応を追加した。同カメラのマイクロフォーサーズマウントと組み合わせることで、交換レンズ対応のコンパクトシネマカメラとしては世界最小かつ最も堅牢な同機で、アナモフィック映像制作が可能になる。

アナモフィックレンズのサポートには、GoProのエミー賞受賞技術であるHyperSmooth動画手ぶれ補正との互換性も含まれている。また、GoPro Labsファームウェアは、動画ファイルにピクセルアスペクト比のメタデータを書き込むため、Adobe Premiere ProやDaVinci Resolveなどのデスクトップ再生・編集ツールが画像の本来の形状を認識し、自動的に補正を行う。

1.33x、1.5x、1.6x、1.8x、2.0xのスクイーズ比に対応しており、アナモフィックレンズと球面レンズを素早く切り替えるためのプリセットも用意されている。背面スクリーンでのオンカメラ・デスクイーズプレビュー機能も近日中に実装される予定。

提供状況

MISSION 1シリーズカメラ向けのまったく新しい撮影体験は、GoPro QuikアプリまたはGoPro.comから、無料のファームウェアアップデートとして利用可能。

MISSION Monitorアプリのアップデートは無料で、iOS 18以降を搭載したデバイス向けに、Apple App Storeで提供されている。

アナモフィックレンズに対応したGoPro Labsのファームウェアアップデートは、GoPro Labsから無料でダウンロードできる。