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アツデン株式会社は、放送カメラ用の片耳インカムヘッドセット「MOTO-SSシリーズ」を発売した。XLR 4ピン・5ピンのオス/メスに対応する4モデルをラインアップする。希望小売価格は以下の通り。

  • MOTO-SS4F(XLR 4ピン・メス):税込29,700円
  • MOTO-SS4M(XLR 4ピン・オス):税込29,700円
  • MOTO-SS5F(XLR 5ピン・メス):税込30,140円
  • MOTO-SS5M(XLR 5ピン・オス):税込29,920円

MOTO-SSシリーズは、放送機器メーカーや放送局、現場のカメラマンから寄せられた意見をもとに開発されたヘッドセットだ。スポーツ中継やライブ配信など、長時間の装着と確実な音声コミュニケーションが求められる現場での使用を想定している。

開発にあたっては、放送局でのフィールドテストを実施。スポーツ中継など実際の運用環境で得られた意見をもとに、イヤーパッド、マイク感度、スイッチの操作性、ケーブルの取り回しなど、細部にわたって改良を重ねたという。

同社が長年培ってきたトランスデューサー技術を生かし、マイクとヘッドホンを自社開発。マイクには単一指向性のダイナミック型を採用し、騒がしい中継現場でも明瞭な音声で連絡できるよう配慮している。

アツデン MOTO-SSシリーズ 放送カメラ用片耳インカムヘッドセット

本体は約240gの軽量設計で、左右どちらの耳にも装着できるよう、回転式のマイクブームを採用。イヤーパッドには、汗や皮脂、整髪料への耐性と通気性を考慮したポリエステルメッシュ素材を使用し、長時間の装着による負担の軽減を図っている。

操作面では、手元でマイクのON/OFFを切り替えられるスイッチボックスを搭載。切り替え時に発生するノイズを抑える設計としたほか、ケーブルにも接触や振動によるタッチノイズを低減する工夫を施している。

コネクタはXLR 4ピン・5ピンそれぞれにオス/メスを用意し、放送局や中継車などの接続環境に応じて選択できる。

製品はすべて岩手県花巻市の自社工場で生産する。国内生産による品質管理に加え、国内メーカーならではのサポート体制も特徴としている。

MOTO-SSシリーズ ヘッドホン周波数特性
ヘッドホン周波数特性
MOTO-SSシリーズ マイクロホン周波数特性
マイクロホン周波数特性

主な仕様

ヘッドホン部
型式 ダイナミック型
ドライバー φ40mm
インピーダンス 150Ω
音圧レベル 100dB
再生周波数帯域 50~20,000Hz
マイクロホン部
型式 ダイナミック型
インピーダンス 500Ω
指向特性 単一指向性
感度 -60dB@1,000Hz
周波数帯域 60~10,000Hz
アーム旋回角度 ±135°
共通部
ケーブル長 約2m
コネクタ XLR-4F/4M/5F/5M(型番により異なる)
質量 約240g