Mac版の画面。ルック「Aurora」を再生中で、左にビートとルックライブラリ、中央に動画、右に設定が並ぶ(画像提供:akira player)
注目のアプリにスポットを当てる「APP SPOT」。
今回紹介するのは、音楽のビートを映像化し、MIDIの音符情報に連動したアニメーションも生成できるアプリ「akira player」だ。
akira playerは、WAV、MP3、AIFF形式のオーディオファイルを読み込み、好みの映像表現(ルック)を選ぶだけで、音楽に連動した動画を生成できるアプリだ。Instagram Reels、TikTok、YouTube Shorts向けには1080×1920ピクセル・60fpsの縦型動画、YouTube向けには1920×1080ピクセルの横型動画を書き出せる。
特徴は、オーディオに連動した映像表現だけでなく、MIDIファイルの読み込みにも対応していることだ。ビートとともにMIDIデータを読み込むと、ベース、コード、リードなどのパートごとに異なる映像要素を動かすことができる。
搭載するルックは全52種類。そのうち33種類はMIDIの音符情報を利用するタイプで、ピアノロールやコードネーム付きの楽譜、鍵盤上の人物が音符に応じて動くものなど、多彩な表現を用意する。残る19種類はオーディオファイルのみで動作するため、MIDIデータを用意する必要はない。
バージョン2.0では、MacおよびWindows向けのデスクトップアプリとして利用できるようになり、デスクトップ版限定の6種類のルックも追加された。
| アプリ名 | akira player |
| 開発者 | akira(Nikita Kuznetsov) |
| 価格 | 34.99米ドル(買い切り、サブスクリプションなし、アップデート無料。税金は決済時に別途加算される場合あり) |
| プラットフォーム | Mac/Windows向けデスクトップアプリ |
| 対応OS | macOS(Appleシリコン/Intel)、Windows |
| ライセンス | 1つのライセンスキーで2台のパソコンまで利用可能 |
| 入手先 | 公式製品サイトから購入 |
| 製品サイト | https://akira.center/player/ja/ |
2.0の新機能
- Mac/Windows向けデスクトップアプリ:ブラウザを起動せず、通常のデスクトップアプリとして利用可能。アプリをインストールして起動できる。
- デスクトップ版限定ルック6種類:Exploded、Defrag、Map、Panels、Patch、Fieldを追加。新たな映像表現を利用できる。
- ローカルでの動画書き出し:動画のレンダリングはパソコン上で実行され、指定したフォルダにMP4ファイルを直接保存できる。
- 既存購入者への無料提供:従来のブラウザ版購入者も追加料金なしでデスクトップ版を利用可能。既存のライセンスキーをそのまま使用できる。
主な特長
- MIDIの音符情報に連動した映像生成:最大4パートのMIDIデータを読み込み、ベース、コード、リードなどの音符情報に応じたアニメーションを生成できる。パートごとに異なる映像表現を割り当てることが可能だ。
- SNS・YouTube向けの動画書き出し:Instagram Reels、TikTok、YouTube Shorts向けの1080×1920ピクセル・60fpsの縦型動画と、YouTube向けの1920×1080ピクセルの横型動画に対応。MP4形式で書き出せるほか、各プラットフォームのボタンやキャプションと重ならないよう余白が確保され、ウォーターマークも付かない。
- 多彩な映像表現:全52種類のルックから選択可能。MIDIの音符情報を描画する33種類に加え、オーディオのみで動作する19種類を用意する。楽譜や鍵盤をモチーフにしたものから、抽象的なビジュアルまで、音楽の内容や用途に応じて選択できる。
- 簡単な制作手順:オーディオファイルを読み込み、ルックを選択して書き出すというシンプルな手順で動画を制作できる。ファイル名に含まれるテンポやキーの情報を読み取る機能も備える。
- ローカル環境での映像処理:動画の生成と書き出しはユーザーのパソコン上で行われ、オーディオファイルはサーバーにアップロードされない。アカウント登録も不要で、ライセンス認証後はオフラインでも映像制作が可能。ただし、ライセンスの定期確認やアップデート確認にはインターネット接続を使用する。