YoloLivは、新製品となる「YoloBox Extreme」を発表した。2024年12月中旬発売予定。参考価格は2000米ドル(税別)。

YoloBox Extremeは、最大8つのHDMI入力に対応し、4K60ストリーミングとビルトインスケーリング機能をサポート。複数のビデオソースをシームレスに統合し、外部機器を使わずに複雑なマルチアングル配信を可能にする。

Qualcomm 8 Gen 2プロセッサが搭載されており、プロフェッショナルな配信の要求に応え、超低遅延とスムーズなビデオパフォーマンスを実現するとしている。高解像度グラフィックスのストリーミング、リアルタイムエフェクトのオーバーレイ、多プラットフォーム同時配信などが可能。

リアル4Kストリーミングを実現しており、コンテンツ制作者はUHDで撮影と配信が可能だ。さらに、YoloBox Extremeは11.2インチのOLEDディスプレイを備え、2.5K解像度と120Hzリフレッシュレートを実現。これにより、色の忠実度や明るさが向上し、リアルタイムでコンテンツを確認できる滑らかで反応の良いディスプレイになったとしている。

ISO録画機能を導入し、複数の高解像度ストリームを個別に録画可能。4つの4K60または4つの1080p60の録画に対応しており、ポストプロダクションの柔軟性を提供し、録画後に個別のストリームを編集可能だ。また、2つのHDMI出力にはプログラム出力またはマルチビュー出力を4Kで割り当てることができ、録画やライブ表示の面でも柔軟性を発揮するとしている。

YoloBox Extremeは外部アンテナを装備しており、90mのワイヤレス範囲を実現。これにより、複雑な環境でも信頼性のあるネットワーク接続を維持でき、ストリーマーがコンテンツ制作に集中できるようサポート。その他にも、長時間の配信を考慮し、YoloBox Extremeは最大10時間の連続使用が可能な大容量バッテリーを搭載している。

YoloBox Extremeの追加機能

  • スケーラブルなマルチ入力:8つのHDMI入力により、カメラやメディアフィードなどの複数のソースを統合可能
  • カスタマイズ可能なHDMI出力:プログラムまたはマルチビューの出力を任意で設定でき、様々なプレゼンテーションニーズに柔軟に対応

なお、YoloBox Extremeは、Inter BEE 2024の同社ブースにて展示中だ(ホール8、ブースNo.8105)。