コミュニティCH-HD化、データ放送
コミュニティCHはCATVにとってとても重要だ。地上デジタルがHD化されていく、コミュニティCHもHD制作システムを導入してきれいな映像を提供することは必須であると思われる。
昨年に引き続いて(株)メディアキャストのブースがにぎわっていた。
外部システムから送られてきた情報(ニュース、ケーブルショー情報、JC-data、店舗情報、気象情報)を受信して広域コンテンツ連携CMS(会場外のデータセンターに設置)を経由してメディアキャストおよび協力会社のブースに配信する。各ブースでは「DataCaster-Suite」を利用して配信データをオリジナルのデータ放送コンテンツとして編成し、配信する。
「DataCaster-Suite」:ARIB(電波産業会)規格フォーマットへ変換し、BML(Broadcasting Markup Language)画面テンプレート合成するコンテンツ更新システム。放送画面を構成するBML画面テンプレートの制作、データ放送のカルーセル化(データ繰り返し)とTS(ストリーム)化を行うTS生成装置などから構成される。
配信先ブースは、メディアキャスト、ブロードネットマックス、富士通ネットワークソリューションズ、ミハル通信など。
またジャパンケーブルキャスト(株)がJC-HITSサービスと並んで昨年(2007)10月より本格稼動させた「地デジコミュニティCH向けデータ放送サービス(JC-data)」に関する展示を行っていた。