日本ビクター、SxSメモリーカードユニットを初公開
日本ビクターは、ソニーのSxSメモリカードを使用してHD収録が可能になるオプション製品KA-MR100Gを参考出展した。JVCブランドで海外展開するHDVカメラレコーダーGY-HD200UBとGY-HD250Uシリーズ。このバッテリー部に取り付けてフラッシュカード記録を実現するもの。9月にソニーとXDCAM EXファイル形式を使用するライセンスに合意したことでできた製品。テープではHDVで収録しつつ、SxSカードにはXDCAM EXファイル形式で記録する。XDCAM EXに対応したノンリニア製品との連携も可能になるわけだ。今年のNAB Showで参考出展していた、ハードディスク&SDカード記録ユニットは、このSxSメモリーレコーダーへと完全移行するのか? 発売時期や価格などの詳細も含めて、明らかにはされなかった。
ProHDシリーズのハンディ型カメラを展示
ブース正面のケースに入れて参考出展していたProHDハンディ型カメラレコーダー。2003年に市場に投入し、HDVフォーマット仕様策定のきっかけとなったGD-HD1の筐体を思い出させる、このカメラ。SDカードスロットが付いていることからフラッシュカード記録型であることは推測できるが、後は不明。ケースの横には名刺入れがあり、後日案内するとだけ書かれていた。展示説明員に聞いても、「その仕様や詳細については、時期が来たら明らかにする」と口を閉ざした。ProHDシリーズであるGY-HD200UB/HD250Uシリーズはショルダー型だったが、テープレス対応でラインアップを増やしつつ、業務用ビデオカメラもいよいよ日本再登場しそうだ。