朋栄、メディアマネジメントシステムを機能強化
昨年、メディアマネジメントシステムMediaConciergeのコンセプトを打ち出した朋栄。今年のInter BEEでは素材管理、ベースバンドコンバータ、ファイルコンバータを組み合わせることで、素材のインジェストから、編集、送出にいたるワークフロー全体を効率化できることを示した。MXFファイルとベースバンド間の変換を実現するベースバンドコンバータMBP-100PD/100SXは、それぞれP2、XDCAMに対応し、インジェスト、サーバ間、送出の各段階で必要な台数分を追加できる。放送局内、放送局間、放送局・プロダクション間で異なるMXFファイルの交換に対応するファイルコンバータは変換ソフトとワークステーションの組み合わせ。DVCPRO、AVC-Intra、XDCAMの各プラグインが用意される。
ビデオスイッチャ花火新モデルHVS-300HS登場
朋栄は、ビデオスイッチャ花火シリーズの新モデルHVS-300HSを出展した。HD/SD対応で1UサイズのポータブルスイッチャであるHVS-300HSは、HD/SD-SDI入力、出力を各4つ標準装備し、最大で12入力、8出力まで拡張できる。入出力拡張カードは、入力/出力それぞれ2枚まで増設できる。2系統のピクチャ・イン・ピクチャ機能(縮小サイズは固定)、2D/3D DVEトランジション、100以上のワイプパターンを実装する。全5レイヤーまで重ねることが可能だ。写真はメインユニットに、本体前面で操作するためのHVS-30FPフロントコントロールパネルを装着した状態。一般的なスイッチャコントロールユニットHVS-300UやPCから操作できるソフトウェアHVS-30GUIも選択可能。