遠距離へ高速かつセキュアに転送できるProCastCDNを初展示
オムネオン社は昨年からブース規模を倍の4小間にし、Max-T社との共同ブースでサーバーラインアップを展示。インジェストからプロダクションを介してオンエアまで、グリッドコンテンツサーバMediaGridを核として、プロダクション側のワークフローの利便性を図るソリューション製品を組み込んで展示していた。
オンエアサーバのパッケージサーバMediaDeckそしてスケーラブルに拡張できるSpectrumサーバを、インジェスト、送出部分に、またコンテンツサーバのMediaGridに同社のProXchangeシステムとProCastCDNスイートを組み込んでデモンストレーションしていた。ProXchangeは、グリッドパワーを使ってプロダクション側で必要なフォーマット変換ができる。
オムネオンシステムでは、Apple FinalCutProやAvid編集システムからは直接サーバにあるコンテンツをローカルに転送することなく直接編集することができる。また、遠距離の施設とのコンテンツのやりとりにおいて高速にセキュアに転送できるProCastCDNを初展示。Spectrumではいくつかの新しいビデオフォーマットI/Oモジュールで多様なSD/HDフォーマットに対応できることをアピール。他のサーバメーカーでは見られなかったAVC-Intra100での再現も参考出展していた。