いよいよNAB2009が開幕!カンファレンスの合間に会場を歩いてみた。
いよいよNABの一部カンファレンスなどが始まった。会場は今年もラスベガス・コンベンションセンター(LVCC)。世界最大級のコンベンション施設の一つとあって非常に大きい。サウスホールから景色を見て、遠くにかすんで見えるヒルトンホテルの会議施設までがすべてNABの会場となる。ヒルトンホテルはあまりに遠くて小さく見えるが、本館だけで3174室もある巨大ホテルである。それが小さく見えるほどの広大な会場がすべてNABだけで埋まるのだから、驚く他はない。
わかりやすいように、日本で毎年11月に開催されるInter BEE会場の幕張メッセと大きさを比較してみた。幕張メッセ全施設敷地よりもNABshow展示会場(全施設になるともっと大きい!)が広域に使用されていることがわかる。この広さに詰め込まれた情報をいかに読み解くかがカギになる!
取材の拠点となるのは、報道者向けに開放されたニュースルームだ。ちょっとした広大な部屋に数十台のコンピュータが整然と並んでいる。ここに世界中から来た取材陣が詰めるのである。スタッフの誰かが情報板にPinで「WELCOME TO NAB」と我々を迎えてくれた。
戦いの前には腹ごしらえも必須。朝食の時間にはNAB会場のヒルトンホテルのブッフェ(日本でいうところのバイキング)もNAB関係者でごった返す。土曜日にはシャンパンブランチといって、朝から昼過ぎくらいまで、シャンパンとシーフードが出るのがラスベガス流。
バッジや関係書類を受け取るレジストレーションセンター付近には、こうした情報誌を置くブースが多数置かれている。また雑誌なども無料配布される。エキシビションが始まると、NAB会場独自の新聞も発行され、ここに置かれる。
ここが、エキシビション会場予定地。急ピッチで設営が進んでいることがわかる。フォークリフトや小型のクレーンなどの工作機械まで入り、さながら建設現場のようだ。
昨年から確実にクオリティとデザインが良くなった(!)NABグッズ満載のNAB shopも来場者を待ち構えるように準備中。お土産に迷った時はここを利用するべし!