JVCは、日本でも4月に発売されるHDメモリーカードカメラレコーダーGY-HM100を出展した。SDHCカードにFinal Cut Proで使用可能なQuickTime MOVファイルで記録する。本体側面下側にSDHCカードスロット2基搭載し、長時間の連続撮影に対応した。
ブースでは、このGY-HM100を使用したジャーナリスト向けバックバックセットも参考出展。JVCロゴ入りKATA製バックパックに、コンプリートガイドDVD、カードケース、撮影済みカード収納ケース、ウェストバッグなどを組み合わせていた。
肩乗せタイプProHD GY-HM700はSDHCカードとSxSカードの二刀流
肩乗せタイプのPro HDカムコーダー、GY-HM700も登場。GY-HM700は、レンズ交換式の肩乗せタイプのテープレスカムコーダーだ。1/3型プログレッシブCCDを採用し、本体にSDHCカードスロット2基を持つ。SDHCカードには、Final Cut Proで使用可能なQuickTime MOVファイルで記録する。このSDHCカード記録以外に、オプションでSxSカードユニットを装着でき、ソニーのXDCAM EX互換ファイルでの収録も可能だ。2つのファイルフォーマットを採用した二刀流カムコーダーは、フジノン17倍レンズまたはキヤノン14倍レンズを組み合わせ、日本および北米で6月に発売となる。北米での市場想定価格は7,995ドル。SxSカードユニットKA-MR100G付きで、8,995ドルだ。
業務用3Dディスプレイを展示
先日発表した46インチ型の業務用3次元(3D)液晶ディスプレイ「GD-463D10」を展示。表示解像度は1920×1080画素で、3D映像の実現方式は偏光フィルタを用いた方式。ブースでは専用の円偏光メガネをかけて鑑賞できる。
また56インチ型で4K解像度まで実現したディスプレイも参考出展されている。 また、2Dから3Dへ変換するボックスを装備したGD-463D10も見られる。1920×1080画素といっても実際の画素は右目用と左目用の映像信号を1ラインおきに交互に配置する「Line-By-Line方式」なので、1ラインは半分となる。