NTTエレクトロニクス社のブースでは、AVC/H.264とMPEG-2 4:2:2/4:2:0デコーダ「HVD6100」を初展示している。InterBeeでは、このシリーズのエンコーダを展示、今回はIntegrated Receiver Decoder(IRD)として、実測値で約 300msec(約9フレーム)を実現できるデコーダ部分を合わせて初公開した。HVD6100は、DVB-S2デモジュラーも搭載されており、ACMにも対応するという(2009年末に対応予定)。出荷予定は7月。
次期オリンピックに採用が決まっているほか、MLBにも採用、今季試合の放送に採用される。また、マルチチャンネルMPEG-2&AVC/H.264エンコーダ「MPC1010」も初公開。4チャンネルのソースをエンコード(3チャンネルをTS-MUX経由でモジュレータへ転送)できる。標準でアナログコンポジット入力があり、オプションでSDI入力を装備することができる。正式出荷は8月頃を予定している。
ブースではそのほか、NTTアドバンステクノロジ社から「RealFeel」といったトランスコード・アプリケーションも展示されている。