オムネオン社では、グラフィック・オンエア統合型のメディアサーバ「Omneon MediaDeck GX」を初公開している。

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MediaDeck GX は、メディアストレージ、システム管理、ギガビットイーサネット、SD/HD映像入出力モジュールとブランディングモジュールを2Uラックサイズ内に構成させたメディア送出サーバシステム。

テンプレートの作成、管理、プレビューをするソフトウェアを装備し、また制御系には、環境に合わせ、サードパーティの制御アプリケーションを選んで使用することができる。専用ブランディングモジュールを装備し、3チャンネルのSD/HD入力、1チャンネルのキー入力、およびデュアルチャンネル構成で2チャンネルのプログラムとプレビューが可能な構成となっている。2chのDVEやトランジション効果、ライブやキー/フィルに対応したDSKや、ロゴ・アニメーションや番組予告等の静止画/アニメーション再生が可能。また、VBI/VANCメタデータの読み取りやAFD(Active Format Descriptor)の更新も対応する。

オーディオは、ボイスオーバーなどができる2チャンネルのAES入力と、4チャンネルのAES出力を搭載し、ミキシング編集も可能。ブースではそのほかに新しく簡易送出ができるアプリケーション「ProDrive」や、AVC-Intra対応モジュールといった、新しいI/Oコンポーネントを搭載したOmneon SpectrumメディアサーバやMediaGridアクティブコンテンツサーバを展示している。