まずはこの動画を見てほしい!1000fpsで再現されるスローモションの世界だ。その様子は幻想的…。しかしこれは現実の世界なのである。
ベルギーに本社を置くi-MOVIX社は、NAB2009において、同社製カメラSprintCam V3のHD対応版を発表した。
SprintCamはSD版が北京オリンピックでも使用されたことでも定評のあるカメラで、そのHD対応版ということで大いに期待が持たれている。同カメラは、レンズにFujinon製レンズを使用し、カメラ本体はPhotronSA-2を使用。それに同社独自のCCUとコントローラを含めた独自システムを構築している。コンピュータなどの外部サポート無しで、システム本体だけで現場運用が可能。i-MOVIX社は日本人の梅田氏をCTOとして同氏とベルギー人の友人との2人で設立した会社であり、そのため、日本の技術をうまく生かしたカメラとなっている。本年中のSprintCam V3 HDの販売目標は30台とのことだが、話題性の高さからみて、これを大きく上回りそうだ。