CitiDISKシリーズとして記録媒体にハードディスクに変わり、半導体メモリーを採用したCitiDISK FlashMemを出展したほか、参考出展として記録媒体にコンパクトメモリーを採用したCitiDISK CFRやiVDRを採用したCitiDISK R258、アナログのビデオ信号をCitiDISKのIEEE1394に変換するドックBeetle DV1850Sなどを出展した。
CitiDISK FlashMemは、半導体メモリーを採用することで、重量を170gと大幅に軽量化したほか、内蔵バッテリーでの動作時間も6時間以上と長時間使用できるようになった。
CitiDISK CFRは、32GB以上の高速記録タイプ市販コンパクトフラッシュに収録するディスクレコーダー製品だ。今秋に10万円以下で発売する予定。CitiDISK CFRは、DV/HDVカメラやPC/Macを接続するFireWire端子に加えて、miniUSB端子も備える。これまでのCitiDISK製品には液晶パネルは付かなかったが、設定を表示したり確認したりするための小型液晶パネルを搭載した。
技術参考出展として公開したCitiDISK R258はCitiDISC CFRと同様に液晶パネルを持つほか、RS232ポートやGPSアンテナポートなどを持ち、メタ情報の取り扱いも検討しているという。
CitiDISK FlashMen | CitiDISK CFR |
今までのCitiDISKシリーズは、バッテリーやハードディスクなど記録媒体をも含むオールインワンタイプだったが、今回参考展示されたCitiDISK CFRとCitiDISK R258はリムーバブルを指向する製品で、いずれも汎用性の高いインターフェースを採用することで、将来的な記憶容量の大容量化にも簡単にかつ安価に対応することができる。出展されたCitiDISK CFRは、試作品ということで、CitiDISKシリーズと同等の大きさとなっているが、製品化にあたり更なる小型化とSDカードなど記録媒体なども検討していくという。
CitiDISK R258 | CitiDISK R258の操作パネル面 |