2009年3月現在STBの台数(累計)は全国で670万台(昨年/一昨年は520/380万台)を超えている。

STBはケーブルテレビで送られてくる地上波放送、BS放送、CS放送、コミュニティCH放送を1台で受信する。地上波デジタル放送のケーブル伝送方式にはトランスモジュレーション(TM)方式とOFDM(電波と同じ形式をパススルー)がある。STBにはケーブル伝送方式にあわせて用意する必要がある。BS、CS放送はTM方式としている。地上波デジタル放送はHD対応が必須である。また双方向機能を内蔵したものや、HDDを内蔵したものがある。

パナソニック(株)はDVD/HDDを内蔵する新しいSTB( TZ-DCH9000/ TZ-DCH9800/ TZ-DCH9810)を展示。TZ-DCH9000はケーブルモデムを内蔵。TZ-DCH9800はOFDM対応でかつケーブルモデム内蔵である。TZ-DCH9810は OFDM対応でかつLAN端子を搭載している。また既存のラインアップも展示している。ブルーレイ内蔵の機種も今年の秋口に予定しているという。

パイオニア(株)は、アナログホームターミナル(HT)からデジタルSTBに移行するための、かんたん操作 「BD-V171」STBを展示した。またトラモジ専用のかんたん操作「BD-V101」を参考出品した。

マスプロ電工(株)は従来のDST62シリーズをベースにした新製品DST62H を展示。従来,搭載していたD端子はそのまま残し、ユーザーのテレビ環境に合わせ,HDMI端子,D端子のどちらでも使用できるようになっている。また縦置き・横置きを可能としている。デジタル標準リモコンと簡単リモコン(別売) が使用できる。また「DST200 STB」を展示した。「DST200 STB」は地デジパススルー・地デジトラモジ・BSトラモジに対応 する。

伊藤忠はHUMAXのSTBを展示。機種はJC-3500(参考出品)、JC-3000、JC-3100、JC-4100、IP-STB(参考出品)。

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パナソニック(株)ブース パナソニック TZ-DCH9000シリーズ パナソニックSTBラインアップ パイオニアブース
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パイオニア BD-V171 パイオニア BD‐V101 マスプロブース マスプロ DST62H STB・DST200 STB
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HUMAX JC-3500 HUMAX ラインアップ モトローラのセカンダリIP-STB モトローラのSTB
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伊藤忠ブース