トムソン・カノープスは、ノンリニア編集製品のEDIUS Neo 2 Boosterをはじめ、HD/SD-SDI入出力、タイムコード入力に対応したEDIUS Pro 5搭載ターンキーソリューションのREXCEED MODEL6000を出展した。さらに、複数のディスプレイパネルを使用したサイネージ「デジタル・シャンデリア」をHD/SDネットワーク映像配信・表示システムMEDIAEDGEを使用して構築したほか、非圧縮に迫る高画質ながら、長時間記録、1入力2出力の独立動作、時差出力、2出力の完全同期を実現したインテリジェント・デジタル・ディスクレコーダーT2やポータブル 2チャンネルビデオサーバーK2 Soloを初公開した。
■トムソン・カノープス ブースレポート
■ライブ中継ソリューションK2シリーズ
トムソン・カノープスのライブ中継ソリューションと言えば、プロダクションクライアントサーバのK2 SummitとライブコントローラのK2 Dyno。4chのHD/SD-SDI双方向チャンネルを持ち、1台のK2 Summitに2台までのK2 Dynoを接続して、スポーツやイベントのライブ中継や追っかけ再生、録って出し、スロー再生などに活用できる。今回のInter BEEでは、K2 Summitと同等の機能で、双方向チャンネル数を2chに減らすことでハイコストパフォーマンス&省スペースを実現したポータブル 2チャンネルビデオサーバK2 Soloを出展。
■EDIUS Neo 2 Booster
EDIUS Neo 2 Boosterは、Windows 7環境に対応し、AVCHDリアルタイム編集を実現したソフトウェア。CPUにCore i7搭載のPCでは、AVCHDを3ストリーム以上重ねて処理することができるという。AVCHDリアルタイム編集だけでなく、各種デジタル一眼レフの動画編集にも対応した。こうした対応の速さは、国産ソフトならではのものだ。
■T 2
CanopusHQコーデックを使用した長時間記録、HD-SDI 1入力2出力の独立動作、時差出力、2出力の完全同期を実現しているディスクレコーダーT2は、より過酷な運用に耐えるソリッドステートドライブモデルを出展していた。