アミュレットは、米Shinning TechnologyのディスクレコーダーCitiDISKを取り扱っている。最新モデルのソリッドステートディスク(SSD)を内蔵したCitiDISK SSDは、振動に起因する音飛びや映像の乱れが生じないことから、報道取材や車載撮影などで放送局に導入されるケースが増えて来ているという。今回のInter BEEでは、NAB Showで参考出展したカートリッジ型の次世代CitiDISK iVDR VC102を参考技術展示した。

■CitiDISK iVDR VC102

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CitiDISK iVDR VC102は、Shinning TechnologyがMaxwell Americaと共同で開発したカートリッジ型ディスクを採用したCitiDISKだ。250GBのリムーバブルカートリッジは、Maxellが開発したリムーバブルドライブ標準規格iVDRを使用したドライブを採用する。従来のHDDタイプより一回り大きいサイズとなっているため、液晶表示パネルを採用。ドライブの状態を確認しやすくなった。 米国では年内に出荷される予定だが、日本では、過酷な現場利用を想定した各種検証をアミュレットが行なってから出荷するとのこと。そのため、出荷時期、価格については未定だ。当初は、HDDカートリッジを採用するようだが、振動対策向けにSSDの採用もはたらきかけていくという。