朋栄は、「Imagination to Creation」をテーマに、メディアマネジメントシステムやビデオスイッチャー、各種プロセッサー、マルチビューワー、キャラクタージェネレーター、バーチャルスタジオシステムなどの映像周辺機器やシステムを展示。

■朋栄ブースレポート

■EzV-200HS / EzV-210HS

■MediaConcierge

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メディアマネジメントシステムMediaConciergeは、MXFクリップサーバーMBP-100PDやSSDを採用した小型クリップサーバーMBP-100SX/110SXA、ベースバンドコンバーターMBP-100WS、MXFファイルのラップ/アンラップを行うためのソフトウェアMCS-100Mなどから構成されるシステムで、動画や静止画のほか音声などの各種ファイルを一元管理し、要求されるファイル形式に変換/出力することが可能な統合管理システム。素材の取り込み、メタデータおよびFプロキシデータによる検索・閲覧、アーカイブのほか、ファイルの送出やビデオサーバーへのデータ受け渡し、さらに各種コンテンツの二次利用のためのファイル変換など、一貫したワークフローを実現する機能持っている。なお、MediaConciergeは、MXFファイルの記録・再生機能も搭載しており、ギガビットイーサネットを利用したクリップの転送や保存も可能となっている。

■FOR-A HVS-300HS

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HD/SDデジタルビデオスイッチャーHVS-300HSは、同社が開発した花火シリーズのスイッチャーで、HD/SD-SDI 4入力、4出力を標準装備しており、最大で12入力、8出力まで拡張可能なほか、HD/SD-SDIやHD/SDアナログコンポーネント、アナログコンポジット、DVI-D、アナログRGBなど多彩な入出力をオプションとして用意している。また、1Uサイズの本体に各種オペレーションユニットを接続することにより、フェーダー付きタイプ(写真)のほか、PCからのコントロールにも対応できる。なお、HD/SD入力は混在が可能で、キーヤー1系統、DSK 1系統を標準装備している。

■FOR-A VRCAM

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センサレスバーチャルスタジオVRCAMは、通常3次元空間の位置情報を認識させるため、背景やカメラ位置センサーなどが必要になるが、独自の技術により、通常のクロマキー撮影と同様なブルーバックやグリーンバックで被写体を撮影。合成することができる。また、3Dに対応させることも可能となっている。

■FOR-A CEQ-100HS

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HD/SDカラーイコライザーCEQ-100HSは、複数のモニターの色調整やマルチカメラにおける色の誤差を自動補正可能なカラーイコライザー。カラーコレクターやCCUにより調整していた色調整を効率化することができるもので、今回のInterBEEが国内初で、参考出展となっていた。

■FOR-A UFM30 Series

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アップ/ダウン/クロスコンバーターUFM-30UDCやフレームシンクロナイザーUFM-30FS、カラーコレクターUFM-30DCC、分配器UFM-30DDAなど3G/HD/SDに対応した各種モジュールやコントロールパネルを組み合わせて目的に合ったシステムを構築することができる。

■FOR-A Eclair

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日本テレビと共同開発したMXFファイルIP伝送システムEclair。センターサーバーを置かない分散型のネットワーク伝送により、1:1から多地点構成までのフレキシブルなシステムが構築可能。簡単な操作で、追いかけ伝送や追いかけ再生などを行うことが可能で、MXFクリップサーバーとの連携システムで出展。

■FOR-A 3D RCG

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カラーイコライザーCEQ-100HSやビデオスイッチャーHVS-3800HS、RCGグラフィックス Brainstorm eStudio などを組み合わせた3次元立体視RCGシステムを初技術展示した。