話題の3DカメラのほかP2やSD
パナソニックはPanasonic ideas for lifeを共通のテーマに3DやAVCCAM、P2HDなどによるワークフローを紹介するコーナーを設けていたが、やはり一番人気は左右2台のカメラをワンパッケージにしたAG-3DA1であろう。
昨年のNABではモックとコンセプト展示だけであったが、今年のNABでは撮影可能な実機を仮設のスタジオ周辺に複数台並べたコーナーをつくり、自由に触れる状態での出展であった。
2台のカメラをワンパッケージと一口にいっても2台のカメラの特性をそろえる必要があるほか、レンズもズームやフォーカスなど同期が取れていなくてはならない。独立した2台のカメラを合わせるのは大変なほか規模も大きくなるので、こうしたワンパッケージ化は意味がある カメラのVFやLCDには通常の画像だが、個々のカメラには3D対応のLCDモニターが接続されており、専用の偏光メガネをかけることにより3Dで視聴できる マイクロフォーサーズ(4/3型)タイプのMOSイメージセンサーを搭載した業務用HDカメラレコーダーAG-AF100を参考展示。手前には35mm映画フィルム、2/3型CCD、4/3型の比較展示が、カメラの下段にはPLマウントレンズなどアダプターなどを使用して装着できるレンズが並べられていた 3D対応デジタルAVミキサーAG-HMX100。4系統のSDI入力を備えており、3D映像入力時はLRペアで使用することで2系統の3D映像をミックスすることができる。コンセプト的には以前のMXシリーズと同じといえる