池上通信機といえばビデオカメラだが、今回のNABではGFCAM HDS-V10のほか、3Dアプリケーションとして既存のカメラなどを組み合わせたシステムを出品した。また、新製品としては、多目的HDTVカメラHDL-50DL、MKC-300HDが、参考出品として16-bitA/Dコンバータ、デジタルプロセスLSIを搭載したHDK-729/HDK-729PとPCのeSATAインターフェースで接続できるGFPAKを用のリーダーが出品された。

そのほかには、2M/EデジタルビデオスイッチャーHSS-200-series、HLM-seriesマルチフォーマットLCDカラーモニターなどが出品されたが、昨年のGFを前面に出した展示からややGF関連は控えめになった印象だ。

3Dの撮影システムとして3ality Digital TS-2リグを使ったものやELEMENT Technicaのはか、武蔵オプチィカルの光学アダプターを採用したものが出品されていた。

DSC_0291.jpg 3ality Digital TS-2リグカメラはHDL-50シリーズとHDK-79EC ELEMENT Technicaのリグとの組み合わせ。通常同じカメラを使うが、光学系が同じ別のカメラと組み合わせることで軽量化している DSC_0616.jpg 参考出品のGFPAK用のリーダー DSC_0613.jpg コンパクトデジタルスイッチャーHSS-200。HSS-3000/300のテクノロジーを継承した2M/Eデジタルビデオスイッチャー DSC_0607.jpg HLM-seriesマルチフォーマットLCDカラーモニター。右からフルHD17型マルチフォーマットLCDカラーモニターHLM-1750WR、17型HLM-1704WR、9型ワイドHLM-904WR