小型コンバーターやビデオレコーダーを独自路線で開発しているConvergent Designは、NAB開催の直前に3D-HDポータルレコーダー/プレーヤーを発表した。会場のブースではFlashXDRやnanoFlashとともにさり気なく並べられており、うっかり見逃すところだった。その理由は写真を見ていただければお分かりいただけると思うが、要するにnanoFlashを2段重ねにしてコントロール系で2台を同期制御して、LR2チャンネルの映像を記録するというものである。

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記録フォーマットもnanoFlash同様でソニーXDCAM422のMPEG2コーデックコンパティブルで最大280Mbpsのビットレート、1080i60/50、1080p30/25/24、720p60/50/30/25/24となっている。小型レコーダーだが1080i60/50記録に対応しているのは3D対応という意味で特筆に値すると言えよう。なお64GBまでのCFメモリーカードに対応している。

一見するとnanoFlashが2台重ねて置いてあるように見えてしまう。とりあえずこの状態で販売するようだが、将来的に一体化も考えているという。