メガネの呪縛から解き放たれた!
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初日開門前から話題になっていたのが、グラスレス3Dを発表する東芝のブース。立体視といえば、専用メガネが必要だが、実際に矯正用にメガネ愛用者にとっては煩わしいことは言うまでもない。その部分は取り除けるのは非常に革命的だ。10時の開場とともに長蛇の列ができ、まだ出足少なめ午前中でもすでに60分待ちという人気ぶり。繰り出す商品に華やかさを感じない同社だが、今回ばかりは引く手数多のようである。果たしてその裸眼3Dとはどういうものなのだろうか…?
世界初のグラスレス3Dテレビ「グラスレス3DレグザGL1」シリーズ
裸眼で視聴なグラスレス3DレグザGL1シリーズの12インチモデル「12GL1」
今年のCEATECでひときわ注目を浴びていたのが東芝ブースで展示されているグラスレス3Dテレビ「グラスレス3DレグザGL1」シリーズだ。専用メガネなしで3D映像を視聴できる世界初のグラスレス液晶テレビだ。20インチモデル「20GL1」とモデル「12GL1」の2種類が発売される。
視聴位置に応じて、位置や角度が異なる複数の映像を同時に映し出す「インテグラルイメージング(光線再生)方式」と呼ばれる技術を採用して、裸眼でも立体視を実現している。現在リリース予定のモデルは、12インチと20インチの小型サイズだが、技術展示として4Kパネルを使った56インチのものも展示されていた。
Androidプラットフォームのタブレット端末も出展
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グラスレスモニタ以外でもAndroidプラットフォームを搭載したタブレット型端末に多くの人が集まっていた。デモ機のうち一台は漫画の電子書籍が稼働していた。
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電子書籍として利用した場合のデモ
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