三菱電機、パナソニックと並んでもっとも大きなブースの一つで出展しているシャープ。ブース上部には「LED AQUOS」と9月に発表したばかりの多機能携帯端末「GALAPAGOS」のロゴが飾られている。今年の目玉はこの2つの製品だ。
シャープブースの左右前面には2つのステージが設けられており、随時「LED AQUOS」と「GALAPAGOS」をしていた
今年のCEATECでは各社のブースでタブレット端末が展示されているが、シャープの端末は他社とちょっとコンセプトが異なっている。シャープはコンテンツ配信サービスの第1弾として電子ブックストアサービスを12月よりスタート。電子書籍ならば、すでにアップルのiPadでも存在するが、日本人好みのコンテンツがあるかといえばそうとは限らない。そこで国内に合ったコンテンツを供給するインフラをシャープが整え、そのコンテンツを読める最適な端末をリリースする。その専用端末が展示されている「GALAPAGOS」というわけだ。もちろん、「GALAPAGOS」向けに配信されるコンテンツは他社の端末では読めない。コンテンツに合わせて5.5インチと10.8インチの2種類が用意されているのも特徴だ。価格は未定で「アップルの製品と同等ぐらいの価格にしたい」とのこと。
「GALAPAGOS」のネーミングが言いえて妙
5.5インチと10.8インチの2種類の大きさをリリースする
雑誌が見開きで楽しめる10.8インチ高精細HD液晶モニタ
文庫本感覚で手軽に読める5.5インチ液晶モニタを搭載したモバイルタイプ
5.5インチモデルの厚さ。「上着の胸ポケットに入る」と紹介されている通り、かなり薄い