数年前に新ロゴになってからAudioとVideoは同じブースで出展するようになったAvid。今年は、Openness & Avid Anywhereをテーマに、さらに進化したAudio及びVideo製品の統合、そしてサードパーティー製品を含むオープンなソリューションを展開。
メインステージでは、Media Composer及びPro Tools|HDの最新バージョンのデモンストレーションを行うほか、初公開となるリアルタイムノンリニアテロッパーAvid NoLiOによるノンリニア編集におけるテロップ作業、Media ComposerをPro Tools|HDトラックと連動させるVideo Satelliteオプション、共有ストレージISIS5000などを含むAvidワークフローを紹介した。製品としては、新たにAvid製品群に加わった(旧Euphonix) System 5やPro Tools|HD最新バージョン、初公開となるリアルタイムノンリニアテロッパーAvid NoLiOなどを出展した。
なお、Avidは、Inter BEE 2010の出展内容をウェブで再現したAvid Virtual Inter BEE 2010を11月24日からオープンし、Avidブースをバーチャルに再現し、各展示製品の最新デモクリップ、スペシャルゲストによる講演、各展示製品の詳細情報などをウォークスルーで公開するという。(www.avidjapan.com)
Media Composer 5、3D編集ワークフローのデモンストレーション
Media Composer 5。初公開となるリアルタイムノンリニアテロッパーとの連動、ファイルベースワークフローを加速するAMAとCineform Neo3Dによる3D編集ワークフローのデモンストレーションが行われた。
Pro Tools 9は国内初となるデモンストレーションで、新たにAvid製品群に加わったSystem 5やVENUEなどとともに出展されていた。Pro Tools 9によるEUCONプロトコルへの対応などのデモンストレーションも行われた。
メインステージでは、AMAが実現する、連続ドラマにおける各種撮影フォーマットのダイレクト編集やFCPユーザーが語るMedia Composer 5などの講演がおこなわれた。これらは11月24日からAvid Virtual Inter BEE 2010で公開される模様。