新ラインナップ504HD

Manfrotto-1.jpg

幅の広いトッププレート

マンフロットの注目は今年9月に発売された雲台「504HD」だ。広いトッププレートで小型業務用カメラだけでなく、デジタル一眼レフにも対応。これはカメラとの設置面積を増やして安定性を向上させるブリッジングテクノロジーと呼ばれる独占特許技術である。大きなトッププレートと雲台の中をくり抜いた様子が橋の形にしているところからこう呼ばれている。

サイドプレートの両側面にイージーリンクコネクタと呼ばれるカメラ大ネジ穴が切ってあり、アームを経由してモニタやライトといったアクセサリーを搭載することができる。アクセサリを三脚に搭載することで重心を下げることができることも504HDの特徴だ。

Manfrotto-2.jpg

2つのイージーリンクコネクター(カメラ大ネジ穴)がトッププレートに設けられいる

ライトパネルズ マイクロプロ

Manfrotto-3.jpg

ジーナスのフォローフォーカスとマットボックス

マンフロットは国内で「ライトパネルズ」と呼ばれるブランドも取り扱っている。その中のLEDライト「ライトパネルズ マイクロプロ」は、約5600Kの安定した色温度の実現できることで定評がある。安いLEDライトは肌の色がおかしく写ってしまうことがあるが、マイクロプロならばこのような悩みを回避できる。

また、マンフロットは国内で新しく「ジーナス」と呼ばれる取り扱い始を開始。デジタル一眼レフ用の動画撮影サポートリグも展示されていた。キヤノンのEOS 5D Mark IIにフォローフォーカスとマットボックスを取り付けたと状態や、ショルダーマウントシステムを展示していた。

Manfrotto-4.jpg

モジュラーシステムでバランスと安定性を実現できるショルダーマウントシステム

ハリケーン3Dリグ

Manfrotto-5.jpg

9月に行われたIBC Amsterdamで発表されたハリケーン3Dカメラリグ

同じジーナスの製品で3D対応のリグ「ハリケーン3Dリグ」が参考出品されていた。ハーフミラーを搭載することで、3Dカメラを購入しなくても既存のカメラ2台で3Dを撮影することができる。対応のカメラはそれぞれ4キロまで。