EAW KF740 System

米国のスピーカーメーカーEAWは、二十数種類の新製品がいきなり登場。そのうちのいくつかのモデルが展示されていた。注目は2001年に発売したKF760や2003年に発売したKF730の伝統を受け継いだミドルクラスラインアレイ「KF740」。3ウェイで、10インチ×4、8インチ×2、1.4インチ×2の構成で発売される。

otk-1.jpg KF740(中央)をはじめ、多くの新製品を展示された

HDA

日本初展示となるマッキーのラインアレイスピーカー。1200Wピークのシステムパワーをもつ。親会社がラウドテクノロジーグループで先に紹介したEAWと兄弟会社にあり、EAWの技術者が監修して音質を引き継いでいるのも特徴だ。

otk-2.jpg ラインアレイのHDAが参考出品

Onyx Blackbird

こちらのもマッキーの1Uのタイプの16×16FireWireオーディオインターフェイス。Onyxマイクプリアンプ8チャンネル搭載し、MacとPCに対応。コストパフォーマンスに非常に優れている。

otk-3.jpg FireWire接続に対応した16イン16アウトの高機能オーディオインタフェース

Onyx Blackjack

マッキーのUSBタイプのレコーディングインターフェース。2イン、2アウトの簡易的なデスクトップタイプ。ハイエンドの機材に匹敵するOnyxマイクプリアンプを2チャンネル搭載。Mac/PCに対応する。

otk-4.jpg USB接続に対応した2イン2アウトのコンパクトなオーディオインタフェース

2404 VLZ-3

これもマッキーのコンパクトミキサーの新製品。VLZ-3シリーズに24ライン入力の「2404-VLZ3」が展示されていた。いまどきアナログミキサーはモデルが少なくなってきているが、低コストで性能のいいミキサーが発売された感じだ。ブースには展示されていなかったが、シリーズ最上位モデルになる32チャンネルの「3204-VLZ3」も発売されている。

otk-5.jpg VLZ3シリーズの中でも上位クラスのチャンネル数とミキシング機能を備えた2404-VLZ3

PPM1012

軽量でラックマウント可能のミキサーにパワーアンプを内蔵したパワードデスクトップミキサー。12チャンネルに2つの耐久性の高いパワーアンプ(800W + 800W)をメインとモニター用に備えている。かなり大型のパッシブスピーカーをドライブすることが可能。デスクトップタイプのほかに、ラックマウントタイプもある。

otk-6.jpg 軽量でラックマウント可能なパワードミキサー

PPM1008

軽量で完全一体型のミキサーにパワーアンプを内蔵したパワードミキサー。8チャンネルに2つの非常に耐久性の高いパワーアンプ(800W + 800W)を、メインとモニター用に備えている。

otk-7.jpg 軽量のプロフェッショナルパワードミキサー

CLOCKAUDIO

11月から輸入代理店業を開始したイギリスの新ブランド。スタイリッシュな会議用のコンデンサーマイクが中心だが、ENGやミニショットガンなど、珍しいコンセプトのものもある。

otk-8.jpg プロ向けのマイクを揃えるCLOCKAUDIOブランド

otk-9.jpg 普段はしまっておいて使うときの出すような机に埋め込む会議用のマイクも展示されていた

M28Q/M14D

高出力かつ消費電力が低いのが特徴のイタリアのメーカーDIGAMのパワーアンプ。従来から発売されているKシリーズとLシリーズのほかにMシリーズの2台が登場した。操作部分がアナログになっているのもウリ。2台の大きな違いは「M28Q」が4チャンネルで、「M14D」が2チャンネル。

otk-10.jpg DIGAMのラインナップ

otk-11.jpg 4チャンネルでありながら非常に軽い「M28Q」(上)と2チャンネルで軽量な「M14D」(下)