昨年パナソニックは3Dを前面に出したブースだったが、今年は一極集中的な展示ではなく、各種製品とも同列に扱っていた。そうはいっても3D関連のスペースは広く、一体型二眼式カメラレコーダーAG-3DA1に加え、高画質化を図ったショルダータイプの3DカメラレコーダーAG-3DP1を出展。またマルチフォーマットライブスイッチャーAV-HS450のオプションである3Dアウトプットボードや3D撮影アシスト機能を搭載した小型LCDビデオモニターBT-LH910などが出展された。

また、新開発の新開発の28㎜ワイドから21倍のズームレンズを搭載したハンドヘルドカメラの新ラインナップとしてP2HDフォーマットのAG- HPX250のほか、AVCCAMフォーマットのAG-AC160とAG-AC130が公開された。


DSC_2458.JPG

ショルダータイプの3DカメラレコーダーAG-3DP1。センサーは1/3型220万画素3板、2枚のP2メモリーカードに記録される。レンズは17倍でSDIとHDMIの出力を備えているほかゲンロック、TCをサポートしている。


DSC_2455.JPG

AG-HPD24を2台使用した3D収録。3Dシンクケーブル接続で2台を同期可能でコントロールもRS-422で同時制御できる


DSC_2451.JPG

P2ポータブルデッキ AG-HPD24。HD-SDI入力とHDMI出力をそなえたポータブルデッキ。バッテリーオペレーションが可能で、USB3.0をサポートしている。発売は今夏で価格は5560ドル


DSC_2448.JPG

P2HDフォーマットのAG- HPX250とAVCCAMフォーマットのAG-AC160、AG-AC130。写真の通り一見してどれがどれだかわからないほど酷似した外観。AG-AC160にはSDIが装備されている。価格はAG- HPX250が6500ドル、AG-AC160が5500ドル、AG-AC130が4000ドル


DSC_2449.JPG

4/3型の大判イメージセンサーを搭載したAG-AF100