LEADERは、多様化する制作現場の要求をいち早く取り入れた各種測定機器を出展。3D映像測定ソフトウエア3DアシストスタジオFS3090やビデオ波形モニターLV 5770といった新製品のほか、新機能が追加されたマルチSDIモニターLV 5380、LV 5381、マルチラスタライザーLV 7380、LV 7800などを出品した。また、同社が取り扱っているPhabrix社のポータブル測定器なども展示された。
3DアシストスタジオFS3090は、3D視差自動測定ソフトウエア、3D視差静止画測定ソフトウエア、3Dキャラクタスクロールソフトウエアおよび3Dキャラクタ生成ソフトウエアの4種類のPC用ソフトウエアで構成されており、眼間距離、視聴距離、およびスクリーン幅を入力し、想定される視聴環境における立体視効果の評価、シミュレーションをすることができるもので、同社が指定の3D入出力ボードを使用し、3D視差自動ソフトウエアのSDI入力、3Dキャラクタスクロールソフトウエアおよび3Dキャラクタ生成ソフトウエアのHDMI出力を行うことができる。これにより、立体視効果を評価、シミュレーションし、見やすく心地良い映像になっているか、有害な映像になっていないかなどを評価することが可能。
LV 5770は、オプションを組み合わせて3G-SDI、HD-SDI、HD デュアルリンク、SD-SDIの各フォーマットに対応することができるビデオ波形モニターで、波形、ピクチャー表示や、アイパターン表示、アナログコンポジット表示、デジタルオーディオ表示、アナログオーディオ表示などが可能。入力のSDI信号をHDMI信号に変換して出力することもできる。
PHABRIX SxEは、Phabrix社の製品で同社が取り扱っている。バッテリー駆動可能なポータブルタイプの測定器だが、波形モニターやベクトルスコープのほかテストシグナルジェネレーターを搭載している。本体に表示用のLCDモニターが装備されているが、PCと接続することで、各種設定や本体と同じ画面表示を行うことができる。
立体視効果の評価、シミュレーションをすることができる3DアシストスタジオFS3090
新機能としてアナグリフ表示、コンバージェンス表示、オーバーレイ表示、ワイプ表示などが装備されたマルチSDIモニターLV 5381
リモートコントローラーLV 7800-01やスピーカー、3G-SDI入力、 3G-SDIアイパターンなどのオプションが用意されたマルチラスタライザーLV 7800
波形モニター、ベクトルスコープ、テストシグナルジェネレーター機能を装備したPHABRIX SxE
PHABRIX SxEはWebブラウザーから設定を行うことができる