伸縮クレーン
昭特製作所の目玉は伸縮クレーン。昨年は参考出展だったが、今年は正式な発表として出展されていた。愛称も「エキスパートクレーン」に決定し、来年のリリースに向けて展示していた。特徴は、コンパクトなこととワンマンオペレートでスタジオユースを目指したところだ。最近の制作現場は人員削減の傾向があるが、大きなクレーンだと2から3人は最低必要となる。そこで、できるだけ少人数で運用するということを提案できればということで、ワンマンオペレートにこだわったという。昭特製作所のクレーンは、ずっとワンマンオペレートが基調になっているが、伸縮という新たな分野でもワンマンを継承できればというこだわりをもって、企画したとのことだ。
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1人で作業ができる点が特長の伸縮クレーン
Moving Dolly
レンタル事業としてのレントアクト昭特のほうの目玉は、「ムービングドリー」。電動立ち乗り二輪車「セグウェイ」のニーパットの部分を改造したものだ。手を使わずに運転をして、手はカメラのコントロールに使う。ステディカムとのコラボレーションで、スムーズな動きのある画を撮るための提案が行われていた。
具体的には、人が歩いたり走ったりするのに対して、一緒に平行して走って撮影する場合に優れた効果を発揮できるのではないかとのこと。レンタル開始はスタートしている。
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アクセルやブレーキ操作は重心移動によって行う
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モニタで実際の使用シーンが公開されていた
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