Vision blue
メインの展示は、2Kg前後の小型軽量カメラ向けにヴィンテンが出したカメラサポートシステム「Vision blue」。ヴィンテンでは従来まで「Vinten PRO-6」や「Vinten PRO-5」といった製品がハンドベルトカメラ向けに販売されていたのだが、その後継機種として去年発表になった製品だ。
カメラをどの角度にしてもピタッと止まるヴィンテン独自カウンターバランスシステム「パーフェクトバランスシステム」を搭載することにより、無重力でカメラを操作できるような機能だ。パンドラッグアジャストメントノブで粘りを調節可能で、動き出しや動き終わりの滑らかな動きを調節できるのも特徴だ。
同クラスの競合製品と違うところは、頑丈な脚を採用していることだ。競合製品には軽量のモデルは多数あるが、そうではなく、腰を落ち着けていい絵を撮ろうというような用途のときに最適な製品だろう。
無段階調整の完全バランス機能を備えた軽量カムコーダー向けカメラサポートシステム「Vision blue」
「Perfect Balance」と書いてあるノブを回すことで、カメラの重量バランスと三脚の反発力を合わせることができる
番号が書いてあるのが粘りを調整できるパンドラッグアジャストメントノブ
アルミ製、黒塗装の三段式で頑丈な脚部を実現しているのも特徴だ
プロペッド/オスプレイ・エリート/クアトロSL
ヴィンテンは軽量カムコーダーから、スタジオ中継用の大きな箱型のようなカメラまで、ラインナップの幅広さがウリのメーカーだ。「ヴィジョンペッド」「オスプレイ・エリート」「クアトロSL」といったペデスタルも展示されていた。
三脚以外にもペデスタルまで幅広いラインアップが展示されていた