朋栄ブースレポート
昨年に引き続き Continuous Innovationをテーマとして、インジェストからトランスコード、変換、送出、アーカイブといった数々の製品やソリューションを出展した。ブースでは、センサレスバーチャルスタジオシステムやHANABIシリーズスイッチャーの新製品のほか、LTOサーバーやHD/SD対応フレームレートコンバーター、ワークフローの中心的役割を担うMediaConcierge、ライブプロダクションシステムといったソリューションを展開した。今回のNABではゆっくりとくつろげるスペースを設け、広い会場内の中でオアシス的な存在ともなっている。
ひときわ目立つのは正面に設けられたバーチャルスタジオシステムとHD高速度カメラVFC-7000を10台使ったマルチアングルでの高速度撮影システムであろう。VFC-7000は高速度カメラとしてはリーズナブルな価格を実現しており、複数台のカメラを使ったこうした撮影も現実性があり、新たな映像表現としての可能性が見込まれる。また、フローベル社のHD超高感度カメラや小型4kカメラ、朋栄YEMエレテックのスイッチャーなども出展されていた。
VFC-700を複数台使った撮影システム。新たな映像表現の可能性を秘めている
複数のVFC-7000からの映像をスイッチングするスイッチャーやカメラコントロールユニットなど
LTOサーバーLTS-50.パーシャルリトリーブなどアーカイブに必要な各種機能を搭載
アップ・ダウンクロスコンバート機能が搭載されたフレームレートコンバーターFRC-30。動き補正変換機能もローコストながら備えている
3G対応の2M/E~3M/EビデオスイッチャーHVS-4000HSやHD/SD 1.5M/EビデオスイッチャーHVS-350HSなど。マルチチャネルビデオサーバAbekas社 Miraとの連動機能も展示
フローベルの4k小型カメラ