Panasonicプレス発表会
Panasonicブースレポート
パナソニックはAVC-ULTRAやmicroP2カードに対応した製品や4kカメラなど話題に事欠かない。とはいえAVC-ULTRA対応初のカメラAG-HPX600には期待が高まる。ただ残念なことに秋に発売されるモデルの記録コーデックはAVC-Intra100/50、DVCPRO HD、DVCPRO50、DVCPRO、DVとなっておりAVC-ULTRA対応は有償でオプション対応になるという。
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参考出展の4kカメラ。まだ完全なモックアップの状態で仕様など詳細は不明だ
4kのカメラはまだ完全なモックの状態でセンサーを初めとしてほとんどの仕様は決まっていないが、大判センサーの搭載とAVC-ULTRA、microP2カードへの対応はまず間違いないと思われる。カメラ部と記録部が分離するシステムはVTRの時代からあったものだが、ファイルベースになって復活したというのは面白い。分離可能にすると当然交換できる記録部分のバリエーションや接合部分の強度、それに伴う質量など色々な問題もあるので、正式な実機発表があるまで、どうなるか不明だ。
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今回4kカメラモックだが、メモリーは4枚、2系統の出力で4k出力される
高速なオートフォーカス機能を搭載したAG-AC160AやAG-AC130AはそれぞれAG-AC160とAG-AC130のマイナーアップグレードモデルで、ワンプッシュで高速なオートフォーカスと合焦レベルを示すフォーカスバーに加えて画面中心を拡大するEXPAND表示機能が追加されている。
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AVC-ULTRA対応のAG-HPX600。ショルダータイプだが本体重量約3kgと非常に軽量だ。AVC-ULTRAのオプション対応もそうだが、必要な機能を選択してインストールするいわばカスタムメイド的なイメージだ
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microP2カード。PCカードサイズだったP2カードをSDメモリーカードサイズに小型化。AVC-ULTRAのAVC-Intra200までの書き込みに対応。既存のP2機器用にmicroP2カードアダプターが用意されている
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20型4K/2K IPSα液晶パネル先ごろ開催されたCESで展示した世界最小・最薄のパネル
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メモリーカードカメラレコーダーAG-AC160A。フルHDプログレッシブ記録(1080/59.94p・50p。HD-SDI/HDMIは1080/59.94i・50iで出力)が可能で最大28MbpsのPSモードも搭載している
Panasonicブースレポート
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