注目は国内初披露のTriCasterシリーズの最上位機種「TriCaster 8000」とエントリーモデルの「TriCaster 40」だ。TriCaster 8000は、従来のTriCasterシリーズの機能に加えて、今までにないバーチャルセットとバーチャルセットの合成ができたり、8M/Eバスを利用したリアルタイムレイヤー合成ができる機能やスクリーン上にホットスポットを設定することにより次の動きをコントロールが可能、マクロを使って半自動化ができる機能といったものを多数搭載している。11月12日より発売開始。価格はオープンプライスで市場実勢価格は498万円より。
TriCaster 8000
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TriCasterシリーズの最上位機種「TriCaster 8000」
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ディストームのステージの様子。今年もグリーンバックのステージだ。背景はTriCasterのバーチャルスタジオソフトが使われていた
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手に持っている水色のボードの中だけをリアルタイムに合成するデモ。映像では右上のモニタのようになる
「TriCaster 40」は、はじめて100万円を切る価格を実現したTriCasterシリーズのエントリーモデルだ。プロ、アマ問わず、コンピューターやネットワーク、ビデオの知識に精通していない人でもハイクオリティな映像配信を行うための環境を幅広くカバーできるコンパクトかつ低価格で提供されるのが特徴だ。発売は11月6日より。価格はオープンプライス。市場実勢価格は988,000円。
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TriCasterシリーズの中でもエントリーモデルとなる「TriCaster 40」
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