ビルドアップユニットHDS-300
もっとも目立つ位置で大々的に展示されていたのがビルドアップユニットの｢HDS-300｣だ。小型カメラをスタジオカメラの使い勝手に変えるというユニットだ。小型カメラには液晶モニタを乗せるようなことはできないが、HDS-300を使えば液晶モニタを乗せることができるようになったり、専用のフォーカスリモコンをつけることによってスタジオカメラとまったく同じような使い勝手を実現することが可能になる。
例えば、ケーブルテレビなどでは小型カメラで画質的には問題ないが、スタジオライクに使用しようとするとズームリモコンもないという現状になる。しかし、HDS-300を使えば、フォーカスリモコンもあるもあるし、アイリスもリモコンがきくようになる。小型カメラをプロライクに使用できるようになるわけだ。
組み合わせのバリエーション
パナソニックのAG-HPX255と組み合わせた例
パナソニックのAG-HPX600と組み合わせた例。筐体の大きさが違ってもベースユニットはHDS-300の1種類で対応可能だ
右がズームリモコンの｢AS-1｣。HDS-300に接続して、カメラのズームを可能にするリモコン。左がフォーカスリモコン｢FR-P1｣。微妙なフォーカス操作やアイリスも制御可能だ
