Blackmagic Designブースレポート
今年もサウスホールに大きなブースを構えたBlackmagic Design。昨年はまさかのカメラの出展とその価格に驚かされたが、今年も引き続きカメラの新製品を出展した。それもミラーレス一眼のような小型なBlackmagic Pocket Cinema Cameraと昨年出展したBlackmagic Cinema Cameraの4Kバージョンとも言えるタイプの製品だ。
なお、Blackmagic Pocket Cinema CameraはDaVinci Resolve Liteと互換のソフトウェアが付属され、Blackmagic Production Camera 4Kは昨年発表となったBlackmagic Cinema Cameraと同様DaVinci ResolveとUltraScopeが同梱される。
また6G-SDI対応製品としてBlackmagic Production Camera 4K、ATEM Production Studio 4Kライブプロダクションスイッチャー、Blackmagic Audio Monitor、ATEM Studio Converter 2など複数の新製品が発表、出品された。
Blackmagic Pocket Cinema Camera。スーパー16サイズセンサーを搭載しており、MFTアダプターを装着することで16mm用シネレンズが使用可能。記録フォーマットはProRes 422、CinemaDNG 12bit RAW記録にも対応。$995
Blackmagic Production Camera 4K。グローバルシャッター方式のスーパー35サイズセンサーを搭載。マウントはキヤノンEFでカメラから電気的な制御が可能。23.98、24、25、29.97、30fpsでUltra HD(4K)および1080HD解像度をサポートしている。$3995
ATEM Production Studio 4Kライブプロダクションスイッチャー。HyperDeck Studio Proと併用することで、4Kスイッチング、ライブ収録などが可能。すべての入力にフレームシンクロナイザーを搭載。HD-SDIダウンコンバート出力にも対応、本体$1995。写真はハードウェアコントロールパネルのATEM 1 M/E Broadcast Panelを使用したもの
Thunderbolt対応のデジタルビデオインターフェースUltraStudio 4K。Final Cut Pro、Avid Media Composer、Adobe Creative Suiteなどの編集ソフトに対応。HDM、HD-SDI、6G-SDI(4K)など多彩な入出力に対応。$1295