Adobeブースレポート
昨年テクノロジープレビューとして公開されたものだが、Adobe Premiere Pro、Adobe After Effects、Adobe Preludeといった制作ツールに対応したAdobe Anywhereが正式に今回のNABで発表された。Adobe Anywhereはすべてのネットワーク環境から共有メディアへのアクセスおよび管理に対応する新しい協調制作ワークフロープラットフォームで、標準的なネットワーク接続が可能な場所ならどこからでもメディアのログ記録、編集、共有、および仕上げを行うことができる。サイズの大きいファイルの転送を必要とせず、またプロキシファイルにも依存しないため、ユーザーは高品質なメディアを直接操作することが可能だ。メディアストレージやアセットマネジメントシステムと共に設置されるため、完全な管理と堅牢なセキュリティを実現できる。ブースではAdobe AnywhereによるAdobe Premiere Pro、Adobe After Effects、Adobe Preludeが連携した作業のデモやAdobe Premiere Proの新機能の紹介などが行われた。
Adobe AnywhereによりAdobe Premiere Pro、Adobe After Effects、Adobe Prelude間での連携した作業が行える
新しいLumetriディープカラーエンジンの統合や再設計されたタイムライン、オーディオコントロールなどAdobe Premiere Proの新機能のデモ