AJAブースレポート
AJA Video Systemsは今年のNABで、国内でも出荷が開始されたKi Pro QuadやミニコンバーターシリーズHi5-4Kといった新製品のほか、AJA Io ExpressやIo XT、T-TAP、KONAファミリーが Adobe SpeedGradeへ対応、FilmLight FLIPがKONA 3Gのマルチチャンネル I/O をサポートしたことや、Corvid UltraのQuantel Pablo Rioのサポート、KONA、T-TAP、IoファミリーがPro Toolsにシンクしたビデオプレーバックをサポートしたことなどを発表、会場でのデモも行なわれた。
Ki Pro Quadは4KやHDの4:4:4/4:2:2収録が可能な他、Thunderboltを経由したRawデータのパススルー出力に対応しており、Macシステムに接続された対応ストレージへの収録もできる。また、4K/Quad HDから2K/HDへのリアルタイムスケーリングをサポートしている。Hi5-4Kは3G/HD-SDIからHDMIへの変換が可能なコンバーターで、HDMI1.4aによる4K出力が可能。また、SDI入力のエンベデッドオーディオを4K HDMIエンベデッドオーディオとして出力できる。
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Ki Pro Quadは、Canon C500ディベイヤリングに対応しており、Apple ProRes 444あるいはProRes 422でのオンボード収録を実現
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Hi5-4Kは4系統の3G-SDIをHDMI1.4aへ変換できるほか、HD-SDIからHDMIへの変換も可能。価格は$595
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Io ファミリーがPro Toolsにシンクしたビデオプレーバックを実現。Pro Tools HDX、および Pro Tools Nativeで使用できる
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