メディアプラスは、Williams Sound社の2.4GHz帯デジタルワイヤレスシステムDigi-wave 300シリーズや、Wi-Fiライブ音声配信システムHearing Hotspot、通訳用制御コンソールic-2などを出展した。

Digi-wave 300シリーズは、2.4GHz帯デジタルワイヤレスシステム。片方向と双方向全二重通信が可能で、双方向通信のDLR300と、片方向通信のDLT360の2機種があり、複数のDLT300およびDLR360とアクセサリーを使用することで、ツアーガイドシステムやインターカムシステム、最大15チャンネルの簡易同時通訳システムとして使用できる。また、DLT300はDigi-wave Docやic-2とあわせて使用することにより、同時通訳として使用することもできる。

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Digi-wave 300シリーズ。設定ロック機能も搭載しており、音量調節、チャンネルの変更が容易に行える。電源は単4型アルカリ乾電池2本で最大24時間の連続使用可能

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同時通訳コンソールic-2。Williams Sound FMおよびinfrared、Digi-Waveなどの送信システムと併用することで、最大14カ国に対応可能。DLT300やDockとあわせて使用することにより、同時通訳として使用可能

Hearing Hotspotは、限られたエリアの中でWi-Fi接続を利用し、スマートフォンやタブレットに音声を配信するシステム。1台のサーバーで最大32chのオーディオを同時配信することが可能で、App StoreまたはGoogle Playから、無料のHearing Hotspotアプリをダウンロードして運用する。スポーツバーやカフェ、競馬場や各種レース場、ゴルフ場のほか、リハビリセンターやフィットネス施設、ジムやボウリング場、空港、駅や電車の広告ディスプレイ、バスターミナル同時通訳など様々な用途に使用可能。

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MP3より高音質、低遅延でWi-Fi送信可能なHearing Hotspot。Wi-Fiのアクセスポイントにより、ステレオ音声を発信できる