今年は11月15日(水)~11月17日(金)に開催
今年も映像機器、音響機器、放送・通信システム、コンテンツ技術などを一堂に会した展示会「InterBEE 2017」の季節がやってきた。今年は11月15日(水)~11月17日(金)の3日間、千葉県にある幕張メッセで開催される。昨年は幕張メッセの展示場7ホール分(46,700m2)を使用しての開催だったが、今年は1ホールから8ホール(54,000m2)の連結された会場をすべて使った過去最大規模で行われる。
今年もPRONEWSではInterBEEを盛り上げるべく、今年も「InterBEEの歩き方TV」や「PRONEWS Radio」などのライブ番組だけでなく、ディリーレポートやブースレポートで会場の様子を随時お届けしていく予定だ。会期中の3日間は余すところなくレポートを行うので、期待してほしい(詳しくは特設サイトを!)。
【InterBEE 2017 開催概要】
■会期
2017年11月15日(水)~11月17日(金)[3日間]■会場
幕張メッセ(展示ホール1~8、イベントホール、国際会議場)千葉市美浜区中瀬2-1■開場時間
11月15日(水)10:00-17:30
11月16日(木)10:00-17:30
11月17日(金)10:00-17:00■入場料金
無料(全来場者登録入場制)
特別企画やコンファレンスにも注目
今年の展示会場の注目は出展社だけでない。8ホールでクリエイティブツールの展示やカンファレンスを行う「InterBEE CREATIVE」もチェックしたい。クリエイターの情報交換の場を目的とする大きな庭がInterBEEの会場に設置され、企業がブース展示を行う「Meet-Up」やコワーキング、ミーティングなどが行える「Open Lounge」、各種動画撮影の体験ができる「Hands On」などを予定している。Meet-UpエリアではPRONEWSもブース出展する。PRONEWSの紙媒体ともいえる「PRN Magagine Vol.07」や「Inter BEEの歩き方2017」マップを限定で配布するのでぜひ手にとってほしい。
6ホールではVRやAR、ホログラム等の新しい映像表現技術やコンテンツテクノロジーに関するプレゼンテーションや展示を行う「INTER BEE IGNITION」が今年も行われる。日本テレビ放送網の土屋敏男氏による「記憶の集合知で過去の都市を再現 ~土屋敏男×ライゾマ齋藤精一の新プロジェクトに迫る」や、石橋素氏による「コンテンツが導くテクノロジーの未来」など、新メディアに関するステージデモ&セッションが多数予定されている。
また、展示ホール5では厳選12店舗が3日間の合計販売数を競う「ロケ弁グランプリ」が今年も行われる。食事の機会に立ち寄ってみてはいかがだろうか。
今年も本特集で紹介する6コースを参考にしてInter BEEを勝ち抜いてほしい。ブースや情報が正式に確定後、スマートフォンやタブレットでも使用可能なPDF版オリジナルマップも開催直前に公開する。もちろん会期中は幕張メッセ内にて配布予定だ。
「InterBEEの歩き方」マップはA2サイズだが、ミウラ折りで折り畳めるようになっている。畳めば胸ポケットに入れて携帯することができ、マップを確認したいときは一瞬でA2サイズに広げることができる
今年の見逃せないブースはこれだ。編集部お勧めのコースに注目
今年のInterBEEは、幅が約500メートルにもおよぶ広大な会場に1,000社以上の出展社が並ぶ。この広い会場に着いてから見どころをチェックするのは困難だ。そこで、PRONEWSでは今年もInterBEEの歩き方をジャンル別にピックアップした。6種類のコースを用意し、各コースに見逃せない約8ブースをピックアップ。限られた時間しか会場を見て回れないという人が2~3時間で回り切ることができるブース数を想定した。 このコースを参考に、InterBEE 2017を楽しんでほしい。
- Aコース:スタジオカメラやシネマカメラの最前線 〜スタジオカメラ/カムコーダ/デジタルシネマカメラコース スタジオカメラやカムコーダ、デジタルシネマカメラを巡るコース。今年もソニー、パナソニック、キヤノンのシネマカメラの新製品は大注目だ。また、増えてきた8K対応のカメラの展示もチェックしたい。
- Bコース:シネマレンズ・トレンド考 〜シネマカメラ用交換レンズコース デジタルシネマカメラ用の交換レンズについて考えるコース。InterBEEはなかなか手に取れる機会の少ないシネマカメラ用の交換レンズに触れられるチャンスだ。
- Cコース:スタジオ&配信機材の最前線 〜スイッチャー/コンバータ/音響コース スイッチャーやコンバータ、音響コースを巡るコース。このジャンルはネット配信の普及で注目を浴びている最中だ。大規模から小規模までスタジオと配信機材を巡るコースを選んでみたので、各自に合った機材を見つけてほしい。
- Dコース:三脚・スタビライザーの世界 〜ジンバル/スタビライザー/三脚コース カメラとセットで使うジンバルやスタビライザー三脚などを巡るコース。InterBEEには三脚関連のほとんどのブランドが出展しているので、各社製品を比較して見て回るのもよいだろう。
- Eコース:ポスプロ制作ツール巡礼 〜レコーダー/モニター/周辺機材コース 主にポストプロダクションで使われる機材を巡るコース。ここのコースの注目は各社の新製品だ。HDR、Thunderbolt 3、8Kなどの映像業界のトレンドに対応した新製品を見て回ってほしい。
- Fコース:体験映像の可能性を探る 〜VR/360°コース 今もっともホットなVRや360°の製品群を巡るコース。VRや360°の出展社自体は少ないものの、今年もVRやARなどのプレゼンテーションや展示を行うゾーン「InterBEE IGNITION」が設けられる。VRやARを見たり体験をして楽しんでほしい。