ファイルベースで映像を処理する場合重要になるのが、ストレージディバイスだ。編集時での映像ストレージのほか、アーカイブ、バックアップ、カメラレコーダーで収録したメディアからのインジェストなど、一般のPC周辺機材と同じように見える。映像を扱う場合はこうしたPC系の周辺機器をそのまま使うことができる製品もあるが、映像の場合、転送レートが平均値より最低転送レートが問題となったり、カメラレコーダー用のメモリーアダプターでも転送レートが早い製品が望まれる。ストレージは、映像データを保存する重要な機器だが、ハードディスクだけでなく、フラッシュメモリーも最近は定番となっている。
アスク
Cache-A社 アーカイブアプライアンスPrime-Cache。Prime-Cacheは、NASとLTO-4メディアドライブおよびアーカイブ用のソフトウェアがセットになったシステムで、NASの機能とデータベース機能を兼ね備えているため、面倒な設定無しでデオファイルのアーカイブが行うことが可能。また、テープがオフラインでも検索ができる。
http://www.ask-dcc.jp/
バイオス
バイオスBeeRAID シリーズET2506。ドライブに2.5インチハードディスクを採用した省エネ・省スペースを実現した超小型RAIDシステム。ハードディスク6台を搭載しており、RAID6に対応。SSDの搭載も可能となっている。
http://www.bios.co.jp/
カルデジット
CalDigit VRmini、CalDigit VR。eSATA、Firewire 800 、Firewire 400、USB 2.0 の4種類のインターフェースに対応したディスクRAIDシステム。RAIDレベルは0、1、スパンニング、JBODが可能。設定監視ソフトウェアRAID Toolが標準添付されており、動作状況の詳細な表示や、分析レポート、email障害通知、ファームウェア更新を行うことができる。
http://www.caldigit.jp/
コムワークス
BD/DVD/CD対応ブルーレイデュプリケーターAC-BD5(左)は、8倍速のBlu-rayドライブを搭載したデュプリケーターで、1TBのハードディスクを搭載している。このハードディスクにはブルーレーディスク(1層/25GB)約40枚分のデータを保存することが可能で、ハードディスクからディスクへのコピーのほか、マスターディスクから直接ディスクへコピーするオンザフライコピーも可能。 Sharaku mini(右)は、1台のDVD-ROMドライブと3台のDVDスーパーマルチドライブを搭載し、パソコンに接続することなくスタンドアローンで、オリジナルDVD/CDを同時に3枚コピーすることができる。メディアをセットするだけの簡単操作で、コピーが行えるほか、コピーデータの確認やリライタブルメディアのデータ消去なども可能。
http://www.comworks.co.jp/
マイクロボード
USBデュプリケーター、Blu-rayデュプリケーター、DVDデュプリケーター。コピー、コンペア、コピー+コンペアが可能で、対応フォーマットはFAT12, FAT16, FAT32。クイックイレース、フルイレース、一括書込み、逐次書込みをサポートしている。
http://www.microboards.co.jp/
フジフイルム
プロテクトDVD-RシステムKiCS。通常のDVDコンテンツをコピープロテクトDVD-Rに変換するシステムで、プロテクトDVD制作用の専用ハードと専用メディアを使用する。ハードは、富士フイルムメディアクレスト社からリースされる。写真左がプロテクトマスター制作用ハード、右はデュプリケーター。
http://ffmc.fujifilm.co.jp/
共信コミュニケーションズ
プロフェッショナルMedia用高速リーダー/ライター(参考出品)。iVDR、リムーバブルディスク、SxS、P2、CF、SDとあらゆるメディアに対応している。ホストとのインターフェースにPCI-Expressを採用しており、USBの約3倍の高速転送が可能。
http://www.kycom.co.jp/
ナックイメージテクノロジー
ARRIQCP。インジェストせずに直接リムーバブルディスクディスクからDCPをリアルタイム再生が可能なほか、CineLink経由の暗号化でデジタルシネマサーバーとしても使用可能。
http://www.nacinc.jp/
三信電気
Sonnet Qio プロ用多目的メモリーカードリーダー/ライター(参考出品)。ソニーSxS、パナソニックP2のほか、CompactFlashやSDHCメモリーなど主なビデオメモリカードフォーマットをサポート。各フォーマット毎に2基のスロットを装備しており、全てのカードから同時にデータを取り込む事ができる。インターフェースはPCleまたは ExpressCard/34で、最大250MB/秒の転送速度が得られる。
Sonnet Fusion F3。eSATA、FireWire 800/400、USB 2.0インターフェースに対応したRAIDシステムで、RAIDレベルを正面のパネルスイッチで切り替えることができる。
http://www.realmovietools.com/
ティアック
DVD/CDディスク検査機DK-5000S。スタンドアローンで、ディスクのエラーチェックを行うことが可能なほか、PCと接続し、外付けドライブとしても使用できる。ディスクのチェックは、傷検査モデルで約100秒、Quickモードで約45秒で行うことができる。
http://www.teac.co.jp/