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映像と音響の技術の先進企業である株式会社JVCケンウッドは、その使い勝手の良さから、数多くの企業や教育機関で製品が採用されている。同社のPTZカメラシリーズを含む映像・音響システムは、東北学院大学五橋キャンパスでの講義に導入されている。
東北学院大学五橋キャンパスは、アクティブラーニングやデータサイエンス教育の充実を目指し、さらに地域社会との連携強化に取り組んでいる、先進の設備を備えている都市型キャンパスである。
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導入の背景
近年の様々な社会環境や生活スタイルの変化に伴い、大学での授業環境も大きく変化した。大半は対面授業に戻ったというが、今後のリスクへの備えとして、また学生にとってよりアクセスしやすい環境を提供する目的で、ハイフレックス型授業や各種イベントなどを多くの人に共有できる、高品質かつ運用が簡単なJVCケンウッドの映像・音響システムが採用された。
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導入のポイント
高品質で操作が容易なJVCケンウッドの映像・音響システムは、全国の公共機関や企業から高い評価を受け、様々な導入実績がある。さらに、設計段階からアフターサービスまで一貫したサポートが受けられることから導入を決定したという。
200人を超える収容力を持つ講義室(計8室)には、授業の様子を大型モニターやプロジェクターで投影するため、高画質で静音性に優れたPTZリモートカメラ「KY-PZ100」と、スムーズな操作を可能にするリモートカメラコントローラー「RM-LP100」が導入されている。
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導入後の効果
授業を高画質で収録できるようになり、オンデマンド授業等の録画にも活用できるようになったという。さらに、複数の教室で講義をリアルタイムで共有することを可能にし、より多くの学生が受講できる環境になったそうだ。
簡単で使い勝手を重視したシステムなので、教員や職員以外にも、学生達もイベント活動などでこのシステムを活用している。
現在は、学生向けのアクティブラーニング主体で運用しているが、将来的には大教室での公開授業等でのさらなる活用が期待されている。