米Harris Corporation社(Harris社)は、先月米ラスベガスで開催されたNAB2008で、同社のX85オールインワン・プロセッサとNEXIO AMPメディア・サーバがPick Hitアワードを受賞したことを発表した。
この賞は、毎年NABにてBroadcast Engineering Magazineが主催で開催しているもので、新製品の最新技術に贈られる賞だ。
このコンテストは業界で一番長く続いており、今年で24回目を迎えた。
Harris社はNABで、放送事業者のワークフローの効率化を図り、新しい収入モデルから利益を得られる、さまざまな革新的な新しいソリューション(Harris ONE)を紹介した。
この歴史ある賞を受賞できたことで、同社が掲げるHarris ONEの認知がより一層高まるとして、Harris社のブロードキャスト・コミュニケーション担当社長、Tim Thorsteinson氏はこの受賞を高く評価している。
X85は、オールインワンのプロセッサで、X75の後継モデルとして1RUフレームにサイズダウンしたほか、簡単に3Gb/s対応タイプにアップグレードできる仕様となっている。
NEXIO AMPはSD/HDハイブリッドの送出用サーバ。独自のミラーリング技術、Harris Intrinsic Mirroringに対応し、この製品も、3Gb/s対応タイプにアップグレードできる仕様となっている。