米Microsoft(Microsoft社)は、Zuneのオンラインストアでテレビ番組コンテンツの販売を開始した。 Zuneは、Microsoft社から発売しているデジタル音楽プレーヤー。 Zuneストアでは音楽コンテンツのダウンロード販売サービスがメインであった。 ダウンロードできるテレビ番組は、COMEDY CENTRAL、 FUNimation Entertainment、MTV、NBC Universal、Nickelodeon、Starz Media 、Turner Broadcasting、Ultimate Fighting Championship (UFC) やVH1が提供するもので、800エピソードほどが既にダウンロード購入可能となっている。 価格は1エピソードあたり、160 Microsoft Point(約1.99ドル)。Zuneでは現在、3.5百万トラック分の音楽、3500曲分のpodcastと4800曲分のミュージックビデオが揃っている。Apple社のiTunes Storeから離脱し、Zuneをポータブルデバイス向けのビデオプラットフォームとして選んだNBC(NBC Universal Digital Distribution)では、Zune側では自由に価格を設定できることや、この秋に始まるパッケージ販売サービスの魅力を理由にしている。 また同時に、携帯マルチメディアプレーヤー「Zune」のソフトウェアのアップデートも発表した。 最新ソフトウェアでは、オンラインコミュニティー「Zune Social」の個人ページ「Zune Card」の機能が拡張できる。これは、友だちのZune Cardを自分のZuneにドラッグ&ドロップして友だちが何を聴いているか、リアルタイムで確認することができる機能だ。 そのほか、複数のZuneを同時に同期する機能、オートプレイリスト機能、ジャンルやシリーズ別にビデオをブラウズできる機能、アルバムやトラック情報の編集機能やジャンル別にソートができる機能などが追加された。